セブン-イレブンのオリジナルアニメ「レインボーファインダー」の最終話となる第3話「卒業。春を駆け抜けて」が3月25日に公開された。アニメは高校生男女4人の青春ストーリーで、女優の福原遥さんと声優の内田真礼さんが姉妹役、花江夏樹さんと江口拓也さんが親友役で出演している。
「レインボーファインダー」は、「ときめきは、すぐそばに。」がキャッチコピーのセブン-イレブンのアニメーション。福原さんが高校1年生のナナミ、内田さんがナナミの姉・ヒトミ、花江さんが高校3年生のトオル、江口さんがトオルの親友・アキラを演じた。人気マンガ「君に届け」の作者・椎名軽穂さんがキャラクター原案を担当し、「君の名は。」に参加したアンサー・スタジオが制作。歌手のyamaさんが主題歌を担当した。
最終話では高校の卒業式が舞台で、ヒトミとアキラの恋模様や、ナナミとトオルが二人の恋を応援する様子が描かれた。最終話公開を受けて、声優陣がコメントを寄せた。福原さんは、収録を振り返り「本当に楽しかったです。すごく温かい作品で、放送してからも周りの人に『とっても良いアニメだね』って言われることがすごく多くて。短い中に感動だったり、温かさだったり、いろいろなものが詰まっていて、この作品に関われただけで本当にうれしかったです」と語った。
花江さんは、最終話でヒトミとアキラが肉まんを分け合うシーンにちなみ「セブン-イレブンの商品を誰かと分け合ったエピソード」として「セブン-イレブンさんの『たことブロッコリーバジルサラダ』がおいしくてすごく好きでよく買うのですが、奥さんも好きなので、半分こして食べることがあります。『オリーブオイルとあえたいわし』or『サラダフィッシュ いわしのオリーブオイル』を『たことブロッコリーバジルサラダ』に混ぜて食べるアレンジも好きです」と話している。
江口さんは、「僕、声優の事務所に入った20歳ぐらいのころ、セブン-イレブンでずっとバイトしてたんですよ」と明かし、「声優の仕事一本でやっていくことになった時に、バイトを辞めなければならなくて、ご迷惑おかけしたんですけど、オーナーさん夫妻に『自分の夢に進めたのはいいことだから応援してるよ』って言われて、めちゃくちゃ優しい方たちでした」と振り返った。
内田さんは「青春時代に戻れたらどんな恋愛をしてみたい?」と聞かれ、「学校の帰り道、待ち合わせして自転車を押しながら帰る。なるべく、すぐにバイバイしないように、ゆっくりと他愛もない会話をする時間も、なんだか青春の香りがします。我ながらすてきなシチュエーションを思いつきました♪ ときめきますね!」と語った。