ゲキ×シネ「蒼の乱」初日舞台あいさつが5月9日、東京都内で行われ、松山ケンイチさんや天海祐希さん、早乙女太一さん、平幹二朗さんが登場した。ゲキ×シネ「蒼の乱」は、人気舞台を映画館で上映する「劇団☆新感線」のゲキ×シネシリーズの最新作。
「蒼の乱」は、2014年に上演された舞台で、中島かずきさん作、いのうえひでのりさんが演出。同劇団への出演が3度目となる天海さんが主演を務め、平安時代を舞台に、国を追われ孤独ながらも優しく強い女・蒼真(天海さん)が、不器用ながらも真っすぐに生きる男・将門小次郎(松山さん)と出会い、戦いへと身を投じていく姿を描いている。
天海さんは、恋人役だった松山さんについて「(恋愛に結びつく演技)そういう段階じゃなかったの。私はいつでも『ケンちゃんを受け止めるよ』と思っていたんだけれど、(松山さんは自身の役の)小次郎と向き合っていた」と、舞台での松山さんの様子を語り、松山さんには「お客さんはこれから映画見るんだから、どーんとやってたって言いなさい!」と耳打ちして、会場の笑いを誘っていた。