木村カエラ、草笛光子に花束をプレゼント 映画「九十歳。何がめでたい」主題歌へ込めた思いを告白

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 歌手の木村カエラさんが6月20日、東京都内で行われた映画「九十歳。何がめでたい」(前田哲監督、6月21日公開)の祝公開前日祭舞台あいさつに出席。本作の主題歌を担当した木村さんは、主演を務めた草笛光子さんへ花束をプレゼントした。

  木村さんは、主題歌の「チーズ」に込めた思いを「(原作者の)佐藤愛子先生の潔い生き方というか、スカッと晴れた空のようなその世界観とその勢いがかっこいいなと感じて、軽快な音楽にしたいなと思って作りました」と明かし、「(作品には)すごくシンプルに生きる力が本当に詰まっていて。それを歌詞として描けたらいいなと思って作った曲です」と語った。

  また、本作の見どころに関しては「見終わった後に心がすごく楽になっていませんか?」と観客に投げかけ「私はそうだったんですよ」とにっこり。続けて「情報が多い世の中で、すごくシンプルに生きる方法、もっと心が素直であっていいということを教えてくれる素晴らしい映画だと思っています」と感想を口にした。

  木村さんは「キャストのみなさんも監督も本当に素晴らしくて。私も大好きな映画です」と笑顔。話の最後には観客に向けて「今日、お友達に『見たほうがいい』って伝えてください」とおちゃめにアピールした。

  イベントには、草笛さん、唐沢寿明さん、真矢ミキさん、藤間爽子さん、LiLiCoさん、宮野真守さん、前田監督も登壇した。

  映画は、直木賞を始め数々の賞を受賞し、昨年11月5日に100歳を迎えた作家・佐藤愛子さんのベストセラー「九十歳。何がめでたい」(小学館)が原作。90歳を迎え、ヘトヘトになった日々の暮らしと世の中への怒り、戸惑いを描く。草笛さんが出演した映画「老後の資金がありません!」(2021年)の監督を務めた、前田監督が手掛ける。

 

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