元テレビ朝日アナウンサーでフラワーアーティストの前田有紀さんが、ワコールのランジェリーブランド「パルファージュ」とコラボすることになり、3月24日にライブ配信された同ブランドの「2020春夏シーズン発表会」に登場した。3月7日に自身のインスタグラムで第2子妊娠を発表したばかりで、この日は、ややゆったりとした総柄のワンピース姿。モデルで“インスタの女神”と呼ばれるわたなべ麻衣さんと共にトークショーを行った。
前田さんは、1981年生まれ。テレビ朝日のアナウンサーとして10年間勤務した後、2013年にイギリスに留学。コッツウォルズ・グロスター州の古城で見習いガーデナーとして働いた後、東京都内のフラワーショップで約3年間の修業を経て、2018年秋から自身のフラワーブランド「gui」を手掛けるなど活躍している。
トークショーでは、前田さんが自身のキャリアについて語る場面も。30代でアナウンサーからの転身を果たした前田さんは「パルファージュのターゲットである20代~30代は、少しずつ自分の好きなことを集めて、自分らしい生き方を見つけていく貴重な時期だと思う」と話し、「私の場合は花が子どもの頃から好きで、花を飾ったり習ったりする中で、それを仕事にしてみたいと思って転職したので、これを見てくださっている方にも、少しずつ自分の“好き”を集める大切な時期だっていうことを伝えられたらと思います」と話した。
また、渡辺さんは、夏空の輝きをイメージした「パルファージュ」の新作からインスピレーションを受けて前田さんがデザインしたというフラワードレスを着用して登場。前田さんは「かすみ草など軽やかなイメージのお花をたくさん使用して、空のきらめきを表現しました。新作のブラジャーやランジェリーで使用しているレースがすてきで、それを生かしたデザインにしたかった」と説明。わたなべさんは「全身にお花をまとうという経験はなかなかないので、とても幸せな気持ち」と感想を話していた。
今回のコラボは、フラワーアーティストとして活躍する前田さんの姿が、同ブランドの今回のプロモーションテーマ“美しく咲くミライのワタシ”とマッチしたことから実現。全国のパルファージュ店舗のディスプレーが前田さんデザインの花をあしらったオリジナルデザインになるほか、年間を通じてさまざまなコラボレーションが行われる。わたなべさんが着用したフラワードレスはドライフラワーのドレスに生まれ変わって伊勢丹新宿本店3階で展示されている。