2019年公開の映画から選出する「第93回キネマ旬報ベスト・テン」の授賞式が2月11日、東京都内で行われ、映画「蜜蜂と遠雷」(石川慶監督)、「決算!忠臣蔵」(中村義洋監督)で新人男優賞を受賞した鈴鹿央士さんが登場した。鈴鹿さんの受賞のスピーチがささやくような小声だったため、司会から突っ込まれ、笑いが起こると、鈴鹿さんは「もうちょっと頑張ってしゃべります」と照れ笑いを見せていた。
鈴鹿さんは、撮影の現場では「まだまだだなとすごく思っている」と話し、自身の後ろに座る受賞者たちを振り返り、「現場でお会いする日があったらお世話になりたいと思います」と頭を下げる場面も。また、客席に向けて「きょうは電車で帰ります。写真は撮れなくて、サインもまだないのですが、握手とかだったら……。声をかけてください」とアピールし、観客を沸かせた。