アイドルグループ「欅坂46」の平手友梨奈さんが初主演する映画「響 -HIBIKI-」(月川翔監督、2018年9月14日公開)のメインビジュアルと予告映像が7月14日、公開された。メインビジュアルには、制服とメガネ姿で大量の本の前で座り込む平手さんが、こちらに視線を投げかける姿が写し出され、「私は、曲げない。」「少女の名は響。」「『天才』とは彼女のための言葉。」という文章が添えられてる。予告映像には、平手さん演じる天才女子高生作家・鮎喰響(あくい・ひびき)が、不良の指を平気でへし折る姿や、文芸部の先輩に平手打ちする様子、芥川賞作家の顔に蹴りを入れる姿など、衝撃的なシーンが収められている。予告映像は映画公式サイトで公開されている。
映画は、マンガ誌「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載されている柳本光晴さんの人気マンガ「響~小説家になる方法~」が原作。圧倒的な文才を持った現役女子高生・鮎喰響が、デビュー小説で芥川賞と直木賞を同時受賞し、世間を騒然とさせる……というストーリー。コミックスは全8巻で累計発行部数100万部を突破している。
予告映像は90秒。響の文才に周囲が驚く様子や、「小説は好き?」と聞かれた響が「大好き。読むのも書くのも好き」と答える様子などが収められている。しかし、「この可憐な少女は--」「普通じゃなかった」という言葉が映し出されると一転、響が絡んできた不良の指を平然とへし折る姿や、文芸部の先輩から平手打ちをされ、やり返す姿など衝撃的な姿が次々と映し出される。同映画に出演する、北川景子さん、アヤカ・ウィルソンさん、小栗旬さん、柳楽優弥さんらも登場する。
また俳優の吉田栄作さん、北村有起哉さんが出演することも発表された。吉田さんは絶大な人気を誇る大物小説家・祖父江秋人を、北村さんは芥川賞作家・鬼島仁を演じる。