藤山直美、“ヘアヌード”を勘違い?出演者から監督への不安続々 映画「団地」初日舞台あいさつ1

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  女優の藤山直美さんが6月4日、東京都内で行われた主演映画「団地」(阪本順治監督)の初日舞台あいさつに共演の岸部一徳さん、大楠道代さん、石橋蓮司さん、阪本監督と登場し、トークを展開した。

  石橋さんが「自分に沿わない映画でもぜひ宣伝していただいて、『団地』シリーズとしてシリーズ化してほしい」とアピールすると、阪本監督は「『団地の妻』というタイトル案があったけれど、女性客が逃げる」とエピソードを披露。藤山さんは「監督から『ヘアヌードがあります』と聞いてびっくりした。よく聞いたら『部屋ヌードル(部屋でヌードルを食べるシーン)』だった。何言うとるか分からん。変態テイメント!」と語って笑いを誘った。さらに大楠さんが「内容がすごかったので、『監督、頭おかしくなったんじゃないの?』と岸部さんに一度相談しました」と、撮影時の思いを明かすと、阪本監督は「この業界が嫌になって(台本を)書いたと(思われた)」と苦笑しつつ、「このメンツ(メンバー)は道連れ、このメンツなら怖くない」と自信を見せた。

  映画は、阪本監督が日本アカデミー賞最優秀監督賞をはじめ、数々の映画賞を受賞した「顔」の主演女優・藤山さんと16年ぶりにタッグを組んだ意欲作。団地を舞台に、平凡な夫婦の“普通じゃない”日常を描いている。

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