全世界で大人気のゲーム「マインクラフト」が、ハリウッド超大作としてまさかの実写映画化! 「マインクラフト/ザ・ムービー」(ジャレッド・ヘス監督)は、日本公開に先駆け早くも全世界興行収入が7億2000万ドルを突破(約1015億円)し、全米初登場No.1、2025年最大のオープニング成績を飾るほどのメガヒット中!(※Box Office mojo調べ ※1ドル141円換算 4月21日現在) 驚異的な記録を打ち立て、大きな話題を呼んでいる。何もかもが四角いブロック型の「マインクラフト」(通称:マイクラ)の世界を映画として再現する挑戦にも驚きだが、子どもたちの主体性・創造力・探究心を育むゲームのエッセンスがぎっしり詰まった前代未聞の“異世界転送ファンタジー”にワクワク、ドキドキが止まらない! ジェイソン・モモア、ジャック・ブラックら豪華キャストも大熱演! 大人たちの友情物語や誰もが認め合う理想の世界を描き、大人も子どもも胸アツ。ゴールデンウイークに家族や友達と映画館でレッツプレイ! “マイクラ”映画のおすすめポイントを紹介しよう。
「マインクラフト」は、“ワールド”と呼ばれる3Dブロックで構成されたバーチャル空間で、3Dブロックを集めながらプレーヤーが自分の好きなように動き、自分の好きなようにものづくりや冒険が楽しめるゲーム。
2009年にスウェーデンで誕生し、2011年に正式発売されて以来、子どもから大人まで世界中で絶大なる人気を誇る。2023年には世界売上本数が3億本を突破。教育版マインクラフトは小中学校の教材としても活用され、全国大会も開かれるなど、子どもたちの主体性・創造力・探求心を育む未来の教材としても注目されている。
映画「マインクラフト/ザ・ムービー」は、青く光る謎のキューブの力で、すべてが四角形でできた異世界“マイクラワールド”に転送されてしまった元一流ゲーマーのギャレット(ジェイソン・モモア)、姉ナタリー(エマ・マイヤーズ)と弟ヘンリー(セバスチャン・ハンセン)、ドーン(ダニエル・ブルックス)の非リア充な4人。そこはイメージしたものを何でも作り出せる不思議な世界だった。先に転送されていたスティーブ(ジャック・ブラック)が4人の前に現れ、この世界のことをいろいろと教えてくれる中、四角いモンスターたちが次々と迫る! 5人は創造力を駆使してマイクラ世界をサバイバルできるのか?
マイクラは小学生から大人まで幅広い層が楽しめるゲームだ。映画もそれぞれの年代でさまざまな楽しみ方ができるファミリームービーになっている。
中でも、ゲームに少しでも触れたことのある小学生やティーンにとっては、ゲームの世界と同じワクワク、ドキドキが体感できる楽しい映画に仕上がっている。
四角いブロックで作られたシンプルなゲームの世界が主な舞台だが、映画は実在の人物やニュージーランドで撮影された架空の町チャグラス(アイダホ州)のシーンとの世界観も見事に融合している。
中でもワクワクするのがアクションシーンだ。ブロックを投げ、それがどんどん積み上がっていくこのゲームならではの動きはもちろん、家や武器を作ったり、アイテムを効果的に使って敵にダメージを与えるシーンなど、ゲームを知っている子ならすぐにピンとくる場面が満載。プレイしたことがない子も、映画の世界に入りこんだような没入感を得られるだろう。
さすがハリウッド映画ならではのスピード感あふれる場面も満載で、空飛ぶアイテムを着用して空を飛んだり、トロッコで走り回ったり、気球を操って飛び回ったり、剣で戦ったりと、異世界でのハラハラドキドキのアドベンチャーが展開する。
そんなビジュアル面だけでなく、「クリエイティビティーがこの世界を生き抜くカギ」になるため、「自分ならどんなふうに敵と戦うのかな」と独自の発想や想像力を無限大に膨らませて、映画を楽しむこともできる。これは子どもだけでなく、大人も“考え”たり、“創造”する楽しさを体験できるだろう。
さらに、現実世界では周囲となかなかなじめないが、発明の才能がある少年ヘンリーが、マイクラワールドではその能力を認められ、仲間から頼られる。そんなヘンリーに共感しながら、姉との絆も相まって仲間と力を合わせて敵と戦う、少年マンガのような「友情・努力・勝利」の三原則も詰まった胸アツな展開に心躍らされる。
「マインクラフト/ザ・ムービー」は、子どもと一緒に映画館に足を運ぶであろう、親世代も存分に楽しめる映画だ。
ヘス監督が幼少期に見てきたという1980年代から1990年代のアクション映画やWWE(ワールド・レスリング・エンターテインメント)に影響を受けたと思われる映像や展開もちりばめられている。お父さん世代なら、随所に「インディ・ジョーンズ」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などの1980年代の懐かしいハリウッドのSF大作の少しレトロな雰囲気が楽しめるだろう。
お母さん世代には、ジェイソン・モモアのイケオジぶりや肉体美、キュートなおじさん、ジャック・ブラックのミュージカル展開、2人のロックなライブシーンなど見どころがいっぱい。ブラックはヘス監督と共作し、自身が演じたスティーブの起業家精神をたたえる楽曲「Steve's Lava Chicken」を作り、歌も担当。また、モモアらと映画の重要なシーンで流れる楽曲「Birthday Rap」を制作し、スティーブの親友、狼のデニスのために「Ode to Dennis」も作曲するなど音楽的才能を遺憾なく発揮している。もし、自身のお子さんがマイクラをプレイしているなら、子供が夢中になっているゲームの魅力もわかり、上映後に親子での会話も弾むことだろう。
さらに、モモア演じる元一流ゲーマーのギャレットや現実世界では何をやってもうまくいかないスティーブの中高年2人組が、マイクラの世界での冒険を通して「何事も諦めないことの大切さ」を学ぶ場面も。人生の「負け犬」だと思っていた2人が、生きる喜びを再確認する。見ると大人も勇気をもらえる“マイクラワールド”は“人生の再生工場”なのかもしれない。
また、スティーブ&ギャレットの大人同士の友情も魅力的だ。先の見えない人生でマイクラの世界に飛び込んでしまったスティーブ。過去の栄光に縛られ、落ちぶれてしまったギャレット。そんな2人がマイクラの世界で出会い、確かな友情を築いていく姿は、大人も笑って、ウルッとするかもしれない。大人になってから新しい友達ができるのは、一般的には難しいといわれるが、大人になってからも友情を育み、冗談を言い合い、笑い合う姿に、大人自身が「友達っていいな」と改めて思うきっかけになる映画だといえる。
ゴールデンウイーク直前に公開されるため、ファミリーや友人同士で見るのにうってつけの作品といえる「マインクラフト/ザ・ムービー」。
でも、洋画だから子どもには難しいのでは?と親なら心配もするだろう。ただ、この映画は分かりやすいストーリーのため、洋画デビューに適している作品といえる。主要キャラクターは、スティーブ、ギャレット、ヘンリー、ナタリー、ドーンの5人と決して多くなく、彼らがなぜマイクラの世界に飛び込むことになったのか、それぞれの物語がわかりやすく簡潔に描かれている。ヘンリーのような真っすぐな心を持った少年もいれば、ギャレットのようにひねくれているもどこか憎めないキャラクターもおり、上映時間は101分と長すぎず、かといって短すぎることもなく、子どもの洋画デビューにふさわしい作品となっている。
親が子どもに見てもらいたいポイントとして、「くじけそうになっても諦めない心」「好きなことを貫く気持ち」「仲間と力を合わせる絆や友情」「目的を達成するための創意工夫」など重要なメッセージが込められている。中でも親世代は、ヘンリーとナタリーの“姉弟愛”に人生の大切なメッセージを受け取ってほしいと考えている。
発明家を夢見る才能あふれる少年ヘンリーは、子どもたちからすれば、感情移入できる“裏”主人公のような存在。マイクラの世界に飛び込んでも、恐れずに前を向いて冒険に突き進み、曲がったことにはノーと言える姿は、少年マンガの主人公のようだ。
幼い子を持つMANTAN編集部の記者も「親代わりの姉のナタリーとの“姉弟愛”、家族愛や近しい人たちへの愛情は子どもたちにぜひ感じてもらいたいですし、親としても『心から子どもたちのことを大切に思っている』と再認識できるきっかけにもなるのではないか」と話している。見終わったときに親子で感想を言い合い、愛情も確かめ合えるに違いない。
日本語吹き替え版で声優を担当するキャストには人気声優や俳優、お笑いタレントなどが顔をそろえた。中でも“マイクラ”プレーヤーとして知られるHIKAKIN、SEIKINら動画クリエイターが多数出演しており吹き替え版も子どもも大人も楽しめるだろう。
“マイクラワールド”への先住転送民で、ぼっちサバイバーのスティーブ役は山寺宏一、謎のキューブの力で、すべてが四角形でできた異世界に転送されてしまった1980年代のゲームチャンピオンのギャレット役は安元洋貴、しっかり者のナタリー役は生見愛瑠、ナタリーの弟で発明家を夢見るヘンリー役は村瀬歩、ナタリーとヘンリーを見守る移動動物園長のドーン役は斉藤貴美子がそれぞれ演じる。
また、“マイクラワールド”でギャレットたちと敵対する四角いブタ・ピグリン軍団のボス・チャンガス役には、自身のYouTubeでもゲーム実況配信しているほど“マイクラ”好きな狩野英孝。さらに、ゲーム実況グループ「ドズル社」、マインクラフトの実況で有名な「日常組」、個性豊かな実況グループ「カラフルピーチ」なども参加し、自分が好きな動画クリエイターの声を確認するのも一つの楽しみになるだろう。
没入感満点の映画「マインクラフト/ザ・ムービー」はラージフォーマット上映でも楽しみたい。
今作では、通常の2D上映に加え、キャラクターたちが飛び出してくる映像体験ができる「3D」、映画のシーンに合わせて座席が動き、水しぶきや風などの特殊効果が体感できる「4D」、極限の映像体験と圧倒的な没入感の「IMAX(R)」、ドラマチックな映像と息をのむほどリアルなサウンドで臨場感を生み出す「Dolby Cinema(R)(ドルビーシネマ)」、シアターの壁面までスクリーンと化した270度の3画面ワイドオープンスクリーン上映の「ScreenX」といった、迫力の大画面や臨場感あふれる音響、五感を刺激する特殊効果など、実際に“マイクラワールド”に転送されたかのような没入感を味わえる“アトラクション型”のラージフォーマットでの上映も実施される。
楽しめるポイントがいっぱい詰まった映画「マインクラフト/ザ・ムービー」。ゴールデンウイークにファミリーや近しい人たちで映画館での没入体験を楽しもう!
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提供元:ワーナー・ブラザース映画