水曜日のダウンタウン
どこの地元にも名物おじさんいる説
7月23日(水)放送分
放送中のNHK連続テレビ小説「花子とアン」で、吉高由里子さんが演じるヒロイン・安東はなの夫となる村岡英治役の鈴木亮平さんが見どころを語った。鈴木さんは“未来の夫”を演じるにあたって「『赤毛のアン』を読んだりして、村岡花子さんのイメージを蓄積していった。僕、結構タイプの女性だったと思うんです。涙が出そうになるくらい、いとおしくなった」と“花子愛”を語った。
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ドラマは、モンゴメリの名作「赤毛のアン」の翻訳者・村岡花子の明治・大正・昭和にわたる波瀾(はらん)万丈の半生を、ドラマ「Doctor−X」(テレビ朝日系)などの中園ミホさんの脚本で描く。原案は、花子の孫・村岡恵理さんの著書「アンのゆりかご」。はな(花子)は山梨の貧しい家に生まれ、東京の女学校で英語を学び、故郷での教師生活をへて翻訳家の道へと進んだ人物で、吉高さんが10~50代を演じる。
高視聴率をキープしている「花子とアン」の魅力について、鈴木さんは「中園さんの脚本は恋愛の教科書。女性が男性にどういうことを求めているか勉強になる。男性から見ても、主人公が将来の夢に向かっているサクセスストーリーとして楽しめる。才能のある人が階段を上っているところにワクワクしますね」と分析した。
“朝の顔”となるドラマの出演が決まったとき、「伝統もあるし、影響力がある作品。親戚も見ているのでうれしかったのと同時に、プレッシャーがありました」と振り返ったが、実際に演じてみると「(花子との)恋愛のシーンを撮っているときに、プレッシャーは消えた。これだったら伝わるんじゃないか」と自信を見せている。
出演した回が放送されると「電車で初めて、30代くらいの女性に『村岡印刷さんですよね。毎回見てます』と話しかけられてうれしかったですね。みんながドラマの感想を言ってくれるのは特殊かもしれない」と周囲の反応を明かす。「おばあちゃんのところに20枚くらい色紙が集まっている。すごいですよ。今度行ったときにサインを書こうと思います」と反響の大きさを実感し、うれしそうに語った。
鈴木さんが演じるのは、花子が甲府で小学校の先生をしたあとに、東京に戻り勤める出版社に出入りしている印刷会社の息子で、のちに花子と結婚する村岡英治役。実際の花子の夫をイメージしているが、記録はあまり残っておらず、鈴木さんが演じることを想定して、中園さんが”当て書き”で脚本を書いている。鈴木さんは「(実物とは)写真を見せてもらったときに違うと思った。素の自分で演じてくれと言われたので、『僕自身でやらせていただきます』とご本人のお墓で話した」という。とはいっても、「なるべく細く見えるようにダイエットしています。昨年(朝ドラ撮影前の作品で体が)大きくなったんで10キロくらいやせました」と笑う。
英治について、「女性にも年下にも、年上の人にも同じ態度で接する。それだけ女性の才能を認めて応援するところが非常に興味深い。無償の愛で支え続けることが本当の愛、優しさだと思う」と、その魅力を語った。今まで演じてきた役は自分とかけ離れたものが多かったという鈴木さん。今回の役作りは「素の自分で演じるために、最初、基本的な行動は『自分自身だったらどうする?』と考えた。こういうことを言われたら、自然に笑顔になっちゃうなとか」と自身の行動と照らし合わせたという。
また「『赤毛のアン』を読んだりして、村岡花子さんのイメージを蓄積していった。僕、結構(花子さんが)タイプの女性だったと思うんです。海外の作品を翻訳するために、日本語をきちんと勉強して、その作品の魅力を最大に生かす言葉を選ぶという、本当の意味での国際感覚にしびれるんですよね。あとがきとかを読んでも、涙が出そうになるくらい、いとおしくなった」と“恋心”を明かす。「自分の役より花子さんを好きになることが第一条件。(妻帯者の)英治の恋は道ならぬ恋なので、僕が一番共感できないところなんですが、それを超える花子さんへの思いがある」と熱を込めた。
花子を演じる吉高さんについては「ずっと彼女の演技が好きで、共演したかった。僕は頭でっかちなので考えて芝居をしちゃう。吉高さんは相手の演技に合わせて演技を変える人で、天才ってこんななのかなと思いました。こんな芝居をしたいという尊敬と憧れがあります」と絶賛した。また、演技以外の面でも「(現場は)お堅い感じなのかなと思ったら、そこをいの一番に壊してくれる(笑い)、彼女のお陰で現場が明るいんですよね。僕は、撮影シーンが増えてくると本当に疲れるけれど、もっと大変な吉高さんが顔に出さずに、マイペースにやっているのに感動した!」と現場の雰囲気について語った。
花子と英治の恋のはじまりについては「たぶん、花子さんがナマケモノに似ていると気づいたときから(愛を感じていた)。英治はナマケモノが一番好きなんだと思います。だから、自分で気づいてないけれど、花子さんをナマケモノに似ていると言ったときが愛の告白なんじゃないか」と話す。理想の夫婦像は「だんなさんがすごく奥さんにほれているという図が理想的。男性側の思いが上の方がうまくいく」と持論を語った。今後の見どころについて「プロポーズのシーンで、きちんとお互いが優しさをぶつけ合った。僕としては朝ドラの歴史に残るシーンの一つになったんじゃないかと思う」と自信を見せていた。「花子とアン」は、NHK総合で毎週月~土曜午前8時ほかで放送中。全156回。
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