タカラトミーの人気玩具「ゾイド」の新シリーズ「ゾイドワイルド」のテレビアニメ版とグラフィックプロジェクト「ANIMAREAL(アニマリアル)」がコラボしたビジュアルが22日、公開された。「ANIMAREAL」はマンガやアニメ、ゲームなどをテーマとしたアートを発表しているプロジェクトで、伝説の最狂ゾイド・デスレックスが封印から目覚めるシーンを描いている。デスレックスは、29日に放送されるテレビアニメ第13話に登場する。
ウナギノボリ
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ゾイドは、1983年からトミー(現タカラトミー)が販売する組み立て式の玩具。アニメ「ゾイドワイルド」は、主人公アラシと仲間フリーダム団が古大秘宝Zを求め旅を続ける姿を描いている。MBS・TBS系で毎週土曜午前6時半に放送中。
最狂ゾイド・デスレックスを描くにあたり一番意識したことは、最凶にふさわしい迫力と凶悪さに加え、ギャラガーを含めたカリスマ性です。ビジュアル制作方法はCGを使わないという選択をしています。その理由は1980年代から続く玩具シリーズの改造ゾイドという伝統に対してのリスペクトから来ています。今回のデスレックスもタカラトミーのトイサンプルを改造し、ディテールアップしたものを撮影しています。
今回のビジュアルは自分の中でも特別なものになりました。制作を進めている中で勝手に筆が動いていくという感覚があり、思いがけない表現ができた気がしているのです。かつてデスを冠した同じティラノザウルス型の伝説のゾイドがいました。この作品がその伝説を塗り替える一つの力になれればうれしいです。
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