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10月8日(水)放送分
女優の広瀬すずさんが主演するNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第106回(8月1日放送)に登場した、仲(井浦新さん)が描いたキャラクター「キアラ」は、アニメーション時代考証を担当している小田部羊一さんが手がけたものだということが分かった。キアラは、なつ(広瀬さん)が原画として参加している長編漫画映画「神をつかんだ少年クリフ」のキャラクターで、「なつぞら」の制作統括の磯智明さんは「完成したキアラを見たときは、(中川大志さん演じる)坂場のせりふではありませんが、『キアラがここにいる!』と感動しました」と明かしている。
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小田部さんは1959年、東映動画(現・東映アニメーション)に入社し、アニメーターとして「太陽の王子ホルスの大冒険」「空飛ぶゆうれい船」などの作品に参加。東映動画退社後は「パンダコパンダ」「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」「じゃりン子チエ」などのキャラクターデザインや作画監督、1985年からは任天堂で「スーパーマリオブラザーズ」などのキャラクタービジュアルデザイン、「ポケットモンスター」のアニメーション監修を担当。2007年の任天堂退社後はフリーとなり、2015年度第19回文化庁メディア芸術祭で功労賞を受賞している。
“仲が描いたキアラ”は当初、元スタジオジブリで、「なつぞら」ではアニメーション監修を担当する舘野仁美さんに依頼したというが、制作統括の磯さんによると、舘野さんからは「私の周りにはそれだけの絵が描ける人はいません」と言われたといい、さらに「仲さんが描くキアラは、坂場や神地(染谷将太さん)をはじめとした東洋動画のアニメーターたちを説得させ、さらに視聴者をも納得させなければならない」「そうしたキャラクターを描けるのは小田部羊一さん、お一人しかいません」と提案されたという。
磯さんから見た小田部さんは、「名作『アルプスの少女ハイジ』『母をたずねて三千里』などのキャラクターデザインも手がけたアニメ界のレジェンド的存在」。しかし、「小田部さんはすでにアニメーターを引退されており、お願いしても、ご本人からは『当時のような絵は、今は描けない』というお返事でした」と明かしている。
それでも磯さんは「やはり小田部さんの描くキアラでなければ、ドラマに説得力を持たせられないという思いで再度お願い」をし、「何とかお引き受けいただけることになりました」といきさつを説明。小田部さんからは「描くからにはキアラがどのような人物なのかもっと知りたい」と要望があったといい、「改めて全体ストーリーとキアラについての説明文書を作り、それを基に描いていただきました。このような経緯で、仲さんがなつに託したキアラが描かれたのです。完成したキアラを見たときは、坂場のせりふではありませんが、『キアラがここにいる!』と感動しました」と語っている。
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