趣里さん主演の2023年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」に、20歳の新人俳優・黒崎煌代(くろさき・こうだい)さんが出演することが2月14日、明らかになった。黒崎さんは「ブギウギ」が俳優デビュー作で、300人以上の応募があったオーディションでヒロイン・花田鈴子(趣里さん)の弟・花田六郎(はなだ・ろくろう)役を射止めた。
ウナギノボリ
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黒崎さんは2002年生まれ、兵庫県出身。2022年に実施された役者オーディション「レプロエンタテインメント30周年企画『主役オーディション』」で全くの素人だったにもかかわらず約5000人の応募者の中から合格を勝ち取り、芸能界入りを果たした。
今回の抜てきに対して、「花田六郎を演じられることを光栄に思います。そうそうたる方々に囲まれながら朝ドラに関わらせていただくというのは、幸せ極まりない一方、身の引き締まり方が極限に達しそうです」と明かす。
演じる六郎は鈴子の3歳年下の弟。ちょっとぼーっとしたところがあるマイペースな性格で、拾ってきた亀をペットにしていて、いつも一緒にいる。「六郎は動物が大好きで、ピュアで真っすぐな心を持つヒロインの弟です。六郎として愛と笑いにあふれる温かい家族の一員になれることに深く感謝し、皆様とワクワクを共有できるよう努めてまいります! よろしくお願いいたします!」と語った。
ドラマの制作統括・福岡利武チーフプロデューサー(CP)は、「黒崎煌代さんの持つピュアな雰囲気に引かれました。マイペースだけど優しい鈴子の弟になると思います。秋からの放送を楽しみお待ちください!」とコメントを寄せた。
「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの名曲を歌った戦後の大スター・笠置シヅ子さん(1914~85年)が主人公のモデルとなる。激動の時代、ひたむきに歌と踊りに向き合い続けた歌手の波瀾(はらん)万丈の物語だ。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称し、フィクションとして描く。
ドラマは春にクランクインし、秋から放送開始を予定している。
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