俳優の橋本環奈さんが主演を務めるスペシャルドラマ「万博の太陽」(テレビ朝日系、3月24日午後9時)の追加キャストが発表され、飯豊まりえさん、唐沢寿明さんらが出演することが明らかになった。橋本さん演じる主人公の朝野今日子が居候する万田家の面々を演じる。
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高度経済成長期の昭和40年代を舞台に、東京・下町生まれの主人公・朝野今日子(橋本さん)が、大阪の親戚の家に居候し、やがて万博のコンパニオンとして世界中の人々と交流するという夢をつかみ取っていくというヒューマンホームドラマ。脚本は、「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日)などを手がけている中園ミホさんが担当。演出も「ドクターX」「七人の秘書」の田村直己さんというドクターXチームが集結し、テレビ朝日の「開局65周年記念ドラマプレミアム」として制作される。
今回、解禁されたのは今日子が大阪で出会う心やさしき人々。飯豊さんが、今日子を迎え入れる万田家の長女・千夏を演じ、千夏の見合い相手・倉本鉄平役を木戸大聖さん、千夏の弟・博士役を子役の番家天嵩さんが務める。唐沢さんは、昔かたぎの性格で今日子ともたびたび衝突する伯父の万田昭太朗を演じ、底抜けに明るい万田家の母・和世は江口のりこさんが演じる。
研究者になりたいという夢を抱きつつ、父の言いつけどおりに見合いをするものの、今日子の熱意に触発されていく千夏を演じる飯豊さんは「家族のみんなが今日子ちゃんのまっすぐさに心打たれていく場面の撮影はとても楽しかったです。胸が熱くなる瞬間がいくつもありました」とコメント。
頑固オヤジの専売特許ともいえる“ちゃぶ台返し”のシーンにも挑んだという唐沢さんは「若いキャストのみなさんはこの時代を知らないから、内心、“こんなこと本当にやる人いるのかな”と思っているんじゃないかな(笑い)」と感想を告白。「まだ男尊女卑が根強かった時代、女性が社会進出するのは本当に困難だったはず。女性たちがどれだけ頑張ったのか、ぜひそういう部分も見ていただきたいですね」と呼びかけている。
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