元「さくら学院」で、歌手の武藤彩未さんがファースト写真集「最初で最後」(ワニブックス)を、3月12日に発売する。ソロデビュー10周年を記念した一冊で、東京都内に加え、広島の尾道などでも撮影。レトロな雰囲気漂う街並みなどをロケ地に、27歳になった武藤さんのリアルな姿を収め、水着やランジェリーカットにも初挑戦した意欲作だ。武藤さんに、写真集の中でお気に入りの“奇跡の一枚”を紹介してもらった。
武藤さんが“奇跡の一枚”に選んだのは、写真集の最後を飾る夕日のカットだ。
「このときはフェリーに乗っていて、その片道、数分しかない中での一発撮りしたのですが、見事にキレイな夕日が写っていて、エモーショナルな感じが気に入っています。撮影中は、とにかく表情をしっかりと作るのに必死で(笑い)。景色が素晴らしいのは分かっていたので、あとは私の表情次第だなって感じで、結構、風とかも強かったのですが、そこはグッと耐えて“キメて”いました。本当に空の感じとか、この瞬間でしかないものを写真に収めることができたので、非常に気に入っていますし、思い出の一枚にもなりました」
写真集はA4判、112ページ。価格は3300円。3月10日に池袋AKビル1Fライブハウス(東京都豊島区)で発売記念イベントも開催される。