俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第12回「思いの果て」が、3月24日に放送され、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯10.6%、個人6.4%だった。
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「光る君へ」より昔! 最も古い時代の大河ドラマは? 1976年「風と雲と虹と」のあらすじ
第12回では、道長(柄本佑さん)の妾(しょう)になることを断ったまひろ(吉高さん)。為時(岸谷五朗さん)が官職に復帰する目途もなく、生計を立てるためにまひろの婿を探すことを宣孝(佐々木蔵之介さん)が提案する。その頃、まひろと決別した道長は、かねてから持ち上がっていた倫子(黒木華さん)との縁談を進めるよう兼家(段田安則さん)に話す。
一方、姉の詮子(吉田羊さん)は、藤原家との因縁が深い明子(瀧内公美さん)と道長の縁談を進めようと図るが……と展開した。
終盤、道長からの文を受け取ったまひろは、いつもの廃邸へと走る。道長以外の男性の妻にはなれないと考え直し、「妾でもいい」と心に決めたまひろだったが、その思いを伝える前に先に口を開いたのは道長だった。
まひろは道長から「左大臣家の一の姫のところに婿入りすることになった」と言われて、ショックを受けると、「倫子様は大らかな素晴らしい姫様です。どうぞお幸せに」と口走ってしまう。
あくまで地位を得るためだという道長も道長で、心の中ではまひろが「妾でもよい」と言ってくれることを願うが、まひろの口からその言葉を聞けず。さらにまひろは「道長様と私はやはりたどる道が違うのだと私は申し上げるつもりでした。私は私らしく自分の生まれてきた意味を探して参ります。道長様もどうかすこやかに」と自分にウソをつき、廃邸を後にする。
その後、道長は倫子の元へと向かい、まひろは涙に暮れた。
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