俳優の趣里さんが主演を務めたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)全126回の平均視聴人数が1948万6000人(ビデオリサーチ調べ、総合とBSの合計)だったことが分かった。リアルタイムとタイムシフトを合わせた期間平均の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は、世帯21.6%、個人12.4%だった。
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同作は2023年10月2日にスタート。番組最高視聴人数は第126回(3月29日放送)の2126万1000人。「NHKプラス」では、全126回の平均視聴UB(ユニーク・ブラウザ)数が28万3000となり、歴代朝ドラ最高を記録。番組最高視聴UB数は、第126回の35万3000だった。
劇中に登場したさまざまなステージシーンがYouTube動画として投稿され、ヒロイン・スズ子(趣里さん)が歌い踊った「ラッパと娘」の再生回数は、4月6日時点で544万回を突破した。
同作の制作統括の福岡利武さんは、「ヒロイン・スズ子の歌と踊りのステージや、波乱万丈の半生に多くの声援をいただき、本当にありがとうございました。ヒロインのモデル・笠置シヅ子さんへのリスペクトの気持ちを持ち、ヒロイン趣里さん、共演者のみなさん、スタッフが力を合わせてドラマを制作しました」とコメント。
「舞台地となった香川やロケでお世話になった方々、撮影に参加していただいた方々、みなさん本当にありがとうございました。ドラマをご覧いただいたみなさんの心にズキズキワクワク、ブギのメロディーが響きましたら、少しでもブギウギしていただけましたら、本当にうれしい限りです。最後までご覧いただきありがとうございました」とメッセージを送った。
「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの名曲を歌った戦後の大スター・笠置シヅ子(1914~85年)が主人公のモデルとなり、激動の時代、ひたむきに歌と踊りに向き合い続けた歌手の波瀾(はらん)万丈の物語。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称し、フィクションとして描かれた。
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