「木曜劇場」(フジテレビ系、木曜午後10時)で放送中の連続ドラマ「Re:リベンジ-欲望の果てに-」。主人公・天堂海斗(赤楚衛二さん)の恋人で、看護師の朝比奈陽月を演じる芳根京子さんに、俳優デビューした「木曜劇場」枠でヒロインを演じる思いや、今後の見どころなどについて話を聞いた。
ウナギノボリ
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ドラマは、巨大病院で巻き起こる権力争いをきっかけに、さまざまな事件が起きるリベンジサスペンス。登場人物たちの「野心」と「復讐(ふくしゅう)心」が入り乱れ、人間の秘めた「欲望」がむき出しになっていく様を描く。
芳根さんは、2013年に木曜劇場枠で放送されていた「ラスト・シンデレラ」で俳優デビュー。今作への出演が決まった時を振り返り、「11年前はまさかヒロインという立場でこの枠に出ているなんて本当に思っていなかったですし、むしろいつまで俳優を続けられるだろうと思っていました」と心情を吐露。
続けて、「あの頃は、怖いものがなかった時期。演技の経験もなかったから、無知ゆえの強さみたいなものがありました。今回、ヒロインとして出演が決まって、自分がやってきたことが間違っていないという答え合わせができた気がしましたし、一歩ずつ前に進んでいるんだという自信になりました。当時のプロデューサーさんにもスタジオでお会いできて、勝手ながら『ただいま』みたいな気持ちもあります」と笑顔を見せた。
主演の赤楚さんとは、2015年に放送された芳根さんの主演ドラマ「表参道高校合唱部!」(TBS系)以来、9年ぶりの共演となる。
芳根さんは当時を回顧し、「初めての連ドラ主演で当時18歳。デビューして2、3年だったので、右も左も分からない状況でした。とにかく必死すぎて、一番覚えているのが歌練習で……。だから、撮影で覚えていることがとても少ないんです」と明かした。
「私が人見知りだったこともあって、実はその時は赤楚さんとお話していないんですよ。その後も撮影のスタジオが隣になってお会いすることはあったんですけど、きちんとお話するのは今回が初めてです」と話した。
撮影を通して芳根さんと赤楚さんはすっかり打ち解けたようで、「空き時間は、お互いに好きなサウナの話やご飯の話など、たわいもない話をしています」という。
「私のほうが三つ年下なんですけど、赤楚さんから『芳根ちゃんって年下なんだ。同い年くらいの感覚だった』と言っていただけたので、気楽にお話してくださっているならうれしいなと。どうにか支え合って最後まで走りきれたらいいなと思います」と語った。
4月18日に放送される第2話では、病院の理事長の席を巡る苛烈な争いが幕を開ける。今後の展開について、芳根さんは「誰が理事長の席に座るのかにスポットが当たりますが、そこで終わりじゃないんです」と含みを持たせる。
今後も怒涛(どとう)の展開が連続するといい、「ここから、海斗や陽月や大友先生(錦戸亮さん)の前に、乗り越えないといけない壁がたくさん立ち塞がります。情報量も多くて、勢いもあって、スピード感もあるので、毎話見てくださる方を飽きさせない作品になっていると思います」と見どころをアピール。
最後に「ジェットコースターに乗っているような展開のドラマで、TVerでも見逃し配信中なので、ぜひ1話から続けて見ていただきたいです。1話完結ではない、連続ドラマだからこそ描ける面白さが詰まった作品なので、最後まで楽しんでいただけたらうれしいです」とメッセージを送った。
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