桂由美さん:亡くなる4日前に収録したありし日の姿 「本当にこの職業を選んで良かった」 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した桂由美さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した桂由美さん=テレビ朝日提供

 4月26日に亡くなったブライダルファッションデザイナーの桂由美さんが、5月3日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。亡くなる4日前に収録されたありし日の姿が放送された。

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 番組の冒頭では、徹子さんが「94歳になられても現役で活躍されていた桂さん。最新のオートクチュールもお持ちくださいました。『徹子の部屋』のご出演を心から喜び、放送を楽しみにしていてくださったそうです」と語った。

 デザイナーになったときから、360度どこから見ても綺麗に見えるドレスを心がけていたという桂さん。「結婚式って、第二の人生の出発じゃないですか。それに私たちは携わっているということは本当にうれしいんですよね」と思いを明かした。

 「60年続いていますね」「随分つらいことや苦しいこともあったでしょうね」と言われることもあるというが、「確かにつらいことや苦しいこともあるんだけど、それよりもお客さんが喜んでくれる姿を見る方が感激が大きいんですよね」と話した桂さん。「つらいことや苦しいことは、隅の方によけられて忘れちゃうんですよ。本当にこの職業を選んで良かったと思っています」と語った。

 番組では、東京・南青山の桂由美ブライダルハウスで、接客している桂さんの姿を捉えた映像が公開された。桂さんは、「結婚のときの、輝きと喜びに満ちあふれているカップルの姿を毎日見ながら仕事をしていられるので、そのへんはとても幸せだと思います」と喜びを明かし、「カップル見る度にね、幸せになってほしいなと思います」と語った。

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