人気アニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの完全新作劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」が、公開17週目の5月23日で一部映画館を除く全国規模での上映を終了することが発表された。劇場版は、2006年に制作が発表されたものの、その後は長らく続報が途絶えていた。発表から約18年の時を経て、1月26日に公開され、興行収入が45億2000万円を突破するなど大ヒットしている。まさにファン待望の新作で、関係者によると、ガンプラ(プラモデル)やフィギュア、グッズなども好調だという。キラ・ヤマトとラクス・クラインが搭乗するマイティーストライクフリーダムガンダムなどが立体化されている一方で、まだ立体化が発表されていない新MS(モビルスーツ)もある。
ウナギノボリ
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立体化が発表されていない新MSとして特に注目されているのがズゴックだ。ズゴックは、アスラン・ザラが乗るインフィニットジャスティスガンダム弐式の姿を隠すための仮初の姿として登場した。アスランがズゴックに乗って登場し、中からインフィニットジャスティスガンダム弐式が現れた。立体化されるのであれば、ズゴックからインフィニットジャスティスガンダム弐式になるギミックは再現できるのだろうか? バンダイスピリッツの高い技術力であれば……と期待しているファンも多いはずだ。
複座式のコクピットを備え、オルフェ・ラム・タオ、イングリット・トラドールが搭乗するブラックナイトスコード カルラも立体化が発表されていない。金の装飾、大型ドラグーンシステムのジグラートなどを再現した豪華なガンプラ、フィギュアを見てみたいものだ。
支援メカのキャバリアーアイフリッドの立体化も期待される。「機甲戦記ドラグナー」のキャバリアーのようなメカで、劇中ではズゴックやストライクルージュとドッキングしていた。「SEED FREEDOM」でファンをザワつかせたメカの一つということもあり、立体化を望む声も多い。
同作を手掛けた福田己津央監督はこれまで、インタビューやイベントなどで戦艦へのこだわりを語ってきた。世界平和監視機構コンパス所属の新造戦艦・ミレニアムのデザインや活躍には強いこだわりがあったという。「EXモデル」シリーズなどでの立体化に期待したい。
ムウ・ラ・フラガが駆るアカツキは「METAL ROBOT魂」シリーズで立体化されることが発表されているが、ガンプラは未発表だ。シン・アスカが乗るデスティニーガンダムSpecIIは「METAL ROBOT魂」シリーズで立体化され、劇場先行販売のガンプラとしてクリアカラー版が発売されているが、通常版のガンプラは発売されていない。
ギャンシュトロームはアグネス機がガンプラ化されているが、ヒルダ機は未発表……などなど立体化されていない機体はまだまだある。
劇場版は上映を終了してしまうが、新商品はあるのだろうか……。今後の展開が注目される。
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