NHK大河ドラマ「光る君へ」で清少納言を演じることも話題のタレントのファーストサマーウイカさんが1月29日、滋賀県大津市の石山寺で行われた「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」のオープニングセレモニーに出席。石山寺は747年創建で、ドラマの主人公・紫式部が「源氏物語」を執筆したといわれる場所も残っている。ファーストサマーウイカさんは「1000年を超えて、昔、石山寺で実際に紫式部が源氏物語を書いたんだなぁと感じました」と参拝後に語った。
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ドラマの舞台となる平安中期には、すでに貴族が「石山詣(いしやまもうで)」と呼ばれる観音参拝をする人気の古刹であった石山寺。清少納言も「枕草子」で「寺は石山」と石山寺のことを書き記している。
ファーストサマーウイカさんは「ドラマ館を楽しんで、その後にお参りすると、三次元の楽しみ方ができると感じました。関西の人間なのでなんとなくは知ってはいたけれども、実際に学んで滋賀県に歴史が深く根付いていると感じました」と話した。
「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」では、大河ドラマのテーマを深堀した4K映像や主人公・まひろが身に着けていた衣装などを展示。また、同時開催の企画「源氏物語 恋するもののあはれ展」では、人気イラストレーター・日菜乃さんや、音楽アーティストあたらよによる、源氏物語に登場する恋の和歌を現代的に大胆に表現した展示を行っている。
ファーストサマーウイカさんはセレモニーに先立ち、館内を見学。「素晴らしかった。大河ドラマ館と聞いて堅苦しいイメージがあったけれど、『光る君へ』の世界感がすごく感じられたし、たくさんいる藤原氏のネット上や記事では分からない、来てならではの展示があり楽しめました」と明かし、「もののあはれ展では、香りや和歌が若い世代にも分かりやすく展示されていてすごくよかった」と振り返った。
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