ゲームやアニメのテーマ曲などでおなじみの歌姫、桃井はるこさんとKOTOKOさん、榊原ゆいさんがプロデュースした痛車が3日、東京・渋谷のライブハウスに登場。フェラーリとポルシェ、大型バイクにゲームの美少女キャラが描いた特製痛車は総額約2000万円といい、ファンらの注目を集めた。
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痛車は、アニメやゲーム、マンガなどに登場するキャラクターなどを、車体に大きく描き、「痛い車」と「イタリア車」をかけた造語。今回は、ゲームメーカー「プロダクション ぺんしる」が10周年を記念して企画。28日発売予定のゲーム「プリズム☆ま~じかる」のテーマ曲を担当する歌姫3人が、1台ずつプロデュースし、車両の選択から、デザインのコーディネートまで担当した。
フェラーリファンという榊原さんは、車体価格だけで約1200万円の黒いボディーのオープンカー「フェラーリ360スパイダー」に、榊原さんが演じるキャラクターのイブキのイメージで、お札や魔法陣をモチーフにしたシールを張り、運転席に赤いリボンと金の鈴をあしらっている。また、タイヤのホイールの中心には、榊原さんが過去に演じたキャラクターの顔が隠れている。
主題歌「幻想の宝石」を歌うKOTOKOさんは、約500万円の「ポルシェカレラ911カブリオレ」に、ゲームの主人公・ライカとKOTOKOさん自身のイラストを描き、主題歌のイメージで、音符や星の模様もちりばめられている。
桃井さんは、「ホンダCBR954RR」に、テーマカラーの赤を基調に、主人公のライカと、「10周年」のゼッケン、側面には、桃井さんの歌のタイトルを書いたステッカーを張り、レーシングカー風にまとめた。3台はイベント後、発売日の28日から、秋葉原の町や痛車イベントなどに登場し、ゲームをPRする予定。(毎日新聞デジタル)