キャラクター「モンチッチ」を女子高生がプロデュースした「オトナ・ラボ モンチッチ」の発売記念イベントが9日、玩具店「キデイランド原宿店」(東京都渋谷区)であり、09年に外務省“カワイイ大使”に任命された木村優さんが登場。モンチッチを知ったのは「1年ぐらい前」という木村さんはその魅力を「つぶらな瞳ですね」と話し、「(オトナ・ラボ モンチッチを)あらゆるところに付けて持ち歩いてほしい」とPRした。
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木村さんは08年にロックバンド「PEEP☆4U」のボーカルとしてデビューし、女性ファッション誌「KERA」の読者モデルとして人気を集めた。外務省から日本のポップカルチャーを発信するための広報関連業務を委託された「ポップカルチャー発信使」のうち、ファッションを世界に広める目的で任命された通称“カワイイ大使”の原宿系ファッション代表として活動している。
イベントには、プロデュースした女子高生約40人のうち4人とモンチッチの着ぐるみも登場。女子高生らは開発に携わったモンチッチの特長や魅力を店頭でアピールした。木村さんは「女子高生とイベントをして、若返ったような気分になってうれしい。若いエネルギーをもらった」と笑顔を見せ、自分でプロデュースするなら「レインボーのみたいな(色)。1年ぐらい彼氏がいないので彼氏ができるような意味を込めたモンチッチを作りたい」と意気込んでいた。
「オトナ・ラボ モンチッチ」は、同キャラクターの誕生35周年を記念して09年9月にスタート。出版・就職情報の「毎日コミュニケーションズ」が提供する女子高生の職業体験企画「女子高生商品開発プロジェクト」の第1弾で、「モンチッチ」を制作・販売する人形メーカー「セキグチ」からの依頼で実現した。女子高生が「カワイイ」の視点からデザインや素材選び、ネーミングまで参加。「オトナ・ラボ」の携帯サイトでの人気投票でデザインを決定した。ピンク、ブルー、ベージュ、黒の4種類で、いずれも頭に大きなリボンを付け、体に星やハートのマークが描かれ、従来のモンチッチに比べてカラフルなデザインとなっている。(毎日新聞デジタル)