龍が如く:PSP新作「クロヒョウ」を9月22日に発売 主人公の声は高良健吾

「クロヒョウ 龍が如く新章」のロゴ(C)SEGA
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「クロヒョウ 龍が如く新章」のロゴ(C)SEGA

 累計400万本を出荷している人気ゲーム「龍が如く」の神室町を舞台にした初のPSP向けタイトルで「PROJECT K」という仮称で発表されていたゲームの正式名称が「クロヒョウ 龍が如く新章」に決まった。また、主人公・右京龍也の声を映画「ソラニン」「ボックス!」の高良健吾さんが担当するほか、黒沢年雄さん、岩城滉一さんがゲームの声優に初挑戦することも明かされた。

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 「龍が如く」シリーズは、巨大な歓楽街・神室町を舞台に、元極道で「伝説の龍」と呼ばれる「桐生一馬」が、さまざまな陰謀に立ち向かう姿を描いたゲーム。愛や人情、裏切りなどの人間ドラマを描いたストーリーに加え、有名俳優の起用や、さまざまなミニゲームが楽しめるサブシナリオなどの要素で人気を博した。

 「クロヒョウ 龍が如く新章」は、神室町最強のストリートファイターと呼ばれ、暴力でしか自分自身を信じられない18歳の右京龍也が主人公。ある日、ヤミ金を襲撃し、金を横取りするという計画を画策した龍也は、仲間が離れていく中、一人で襲撃を試みる。しかしそこにいたのは東城会直系九鬼組の幹部、戸田直輝だった。襲いかかる戸田を圧倒的な強さでけ散らした龍也だったが、気が付けば戸田は動かなくなっていた……というストーリー。

 黒沢さんは九鬼組の組長、九鬼隆太郎役で、岩城さんは、九鬼組が運営する地下格闘場「ドラゴンヒート」の専属トレーナー、雨宮泰山役をそれぞれ演じる。また、ヒロインの工藤沙紀役を、雑誌「セブンティーン」(集英社)の専属モデルで、映画「マリア様がみてる」「ソフトボーイ」などにも出演している波瑠さんが担当する。

 高良さんは「声優は初めての経験だったので、すごく苦しんで、スタッフの皆さんに迷惑かけた部分もたくさんあったんですが、それでも自分の中で精いっぱいやりました。いろんな声の出し方だったり、表現の仕方だったり、今回そういったことを学べたので、本当に貴重な経験で自分の糧になりました」とコメントしている。

 「クロヒョウ 龍が如く新章」は、9月22日にPSPで発売。価格はUMD版が6279円、ダウンロード版が5600円。(毎日新聞デジタル)

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