内山理名:ドラマ「5年後のラブレター」に出演 お風呂の入り方にこだわり 体の中からキレイに

 携帯専用放送局「BeeTV」で配信中のドラマ「5年後のラブレター」で、向井理さん演じる夫を病気で亡くし、女手一つで息子を育てる妻を演じている内山理名さん。これまで、妊婦や母親の役を演じた場面はあったが、ここまで本格的な母役は初めて。子役と現場で身近に接し、「すごく可愛くて……」と母性本能をくすぐられたようだ。そんな内山さんがこだわっているのはお風呂。入る時間や季節によって香りや温度を変えるなど、毎日工夫して変化を楽しんでいる。家にいるときは「お風呂で過ごす時間が長い」という内山さんに、そのこだわりをきいた。(細田尚子/毎日新聞デジタル)

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 「人よりもこだわりがあるというと、この話ばかりになってしまうんですけど……」と内山さんは切り出した。「家の中でお風呂で過ごす時間が結構長いので、空間作りだとか、バスグッズだったり、香りだったり、お湯の温度だったりを入る時間や季節によって変えています」という。「汗を出したいときに入れる入浴剤とか、デトックスしたいときには塩を入れるとか。寝る前に入るときはアロマをちょっと入れるとかこだわりはものすごくありますね」と笑顔で語る。

 「ちなみに昨夜はしその香りの日本酒を入れました。そこに塩を少し入れて」という内山さん。風呂専用の日本酒を入れることで「肌にもいいし、お風呂のお湯が軟らかくなって、ぬるめなので、ゆっくり入って半身浴で汗を出す感じですね。すごく体の中から温かくなります」と語る。

 体の中に入れるものは、飲み物も食べ物も自然と体にいいものを選ぶ。「縄文水とか銀河水を飲んでます。縄文水は少し甘くて、銀河水はさっぱりして飲みやすいんです。水の中でも疲れが取れて、体に吸収されやすいものを選んでいます」という。野菜ジュースもジューサーにニンジンやリンゴ、セロリ、小松菜などを入れて最後にレモンをしぼって入れたものを作って飲んでいる。

 食べ物は冷蔵庫の中に納豆、レンコン、根菜類、ワカメ、豆腐などを常備し、さっと料理に入れるなど活用している。また、寒い時期のロケにはショウガ湯を欠かさず持っていき、体を温めるようにしている。

 「ビタミンをとったり、デトックスしたりという自分でできるシンプルなこと、基本的なことを継続することが美しさにつながるのでは。健康な体じゃないと笑顔になれないし、キレイになれないと思うんですよね。体の中をキレイにしておくと、現場とかで体力的にキツいときでも、なぜか笑っています(笑い)」と余裕の笑顔を見せた。

 そのほかにこだわりは、「左足から靴を履くこと」と「指先をきれいにしておくこと」。左足から履くのは「小学生のときに何かの雑誌で『左足から靴を履くといいことがある』と書いてあって、そのころから続けていて、やめるタイミングがないまま大人になっちゃって」とちゃめっ気のある笑顔で語り、指先の方は「決して派手ではないんですけど、指先くらいきれいにしておきたいなと思って」と身だしなみを忘れない。

 次回は、「5年後のラブレター」で、夫に先立たれ1人で子供を育てる女性を演じた撮影のエピソードや内山さんの女優という仕事に対する姿勢などを聞いた。

 <プロフィル>

 1981年11月7日、神奈川県出身。98年にドラマ「美少女H」(フジテレビ系)で女優デビュー。99年にNHK朝の連続テレビ小説「すずらん」に出演したほか、TBS系「美しい人」では田村正和さんの娘役を好演した。その後、03年には「GOOD LUCK!!」(TBS系)にレギュラー出演、同年の「元カレ」(TBS系)でヒロインを演じるなど話題作に続々と出演。同年のNHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」にも出演した。05年に「大奥~華の乱」(フジテレビ系)で連続ドラマ初主演。06年に「嫌われ松子の一生」(TBS系)にも主演した。08年1月に蜷川幸雄さんが演出した「リア王」で初舞台を踏んだ。10年2月には明治座(東京都中央区)の「篤姫」で主演。30、31日に「ル テアトル銀座」(東京都中央区)で「朗読劇 私の頭の中の消しゴム」に出演。7月2~12日、世田谷パブリックシアター(東京都世田谷区)で舞台「ヒロイン」に出演する。1日から携帯電話専用放送局「BeeTV」で配信を開始したBeeTV開局1周年記念ドラマ「5年後のラブレター」は、毎週月曜日更新で全12話を配信予定。向井理さん、内山さんのほかに石川樹君、青木崇高さん、中村ゆりさん、大堀こういちさん、田中哲司さん、山本學さんらが出演している。NTTドコモのiモード端末で「iチャネル→BeeTVもしくはiメニュー→動画→BeeTVにアクセスして見ることができる。月額315円で全番組見放題。

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