女優の中谷美紀さんが１３日、劇場版アニメ「それいけ！アンパンマン　ブラックノーズと魔法の歌」の舞台あいさつに登場。　元々アンパンマンが好きだったという中谷さんは「見ると元気になれますよね。特にバイキンマンが大好き。悪に徹しようとしているけれど、ハートはいい人なのが出ちゃうのがいいです」と笑顔で話した。

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　「ブラックノーズと魔法の歌」は、闇の女王、ブラックノーズに育てられた少女カーナ（中谷さん）が「楽しい気持ち」を奪うため、アンパンマンワールドへ向かうが、アンパンマンらとのふれあいを通じて自分の間違いに気づく。ところが、ブラックノーズは思いがけないわなを仕掛けていた……というストーリー。

　舞台あいさつには、原作者のやなせたかしさんと同時上映の「はしれ！わくわくアンパンマングランプリ」で声優に初挑戦した“平成生まれの演歌歌手”さくらまやさん（１１）も参加。「ブラックノーズと魔法の歌」が、「歌」をテーマにしたオリジナル新作とあって、やなせさんと主題歌を歌う双子姉妹ユニット「ドリーミング」を中心に、中谷さんやさくらさんも参加して、「それいけ！アンパンマン」の主題歌を大合唱した。

　中谷さんは「先ほど先生の歌を拝聴してしまったので、先生にかなうかどうか……。まやちゃんもいるので、頑張って、足を引っ張らないように（笑い）歌いたいと思います」と必死に歌っていた。さくらさんは「演歌じゃなくても、やっぱりレコーディングの時はこぶしとか入っちゃってたので、大変でしたけれど歌えました。みなさんも歌うと楽しくなるので、劇場で歌ってください！」とアピール。中谷さんも「歌うととても楽しくなって、元気になれると思います。みなさんも一緒に、歌いましょうね」と会場の子どもたちに呼び掛けていた。

　映画は７月１０日から銀座テアトルシネマ（東京都中央区）ほか全国で公開。（毎日新聞デジタル）