「お酒を一緒に飲みたい歴史上の人物」のトップは「坂本龍馬」だったことが「アサヒビールお客様生活文化研究所」のネット調査で明らかになった。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　調査は6月30日～7月6日、20歳以上の男女957人を対象に実施。「坂本龍馬」は21.6％で、2位は 織田信長の9.7％、３位は聖徳太子の4.7％と続いた。

　龍馬を挙げた中では、福山雅治さん主演の大河ドラマ「龍馬伝」を見て、「人間としての挑戦心に引かれる。どうしたらチャレンジ精神が旺盛になるか聞いてみたい」（40代女性）などとドラマの影響を受けた人が多かった。また、「日本の政治が迷走しているから、改革のための新しい考えを聞かせてほしい」（30代男性）など日本の政治の将来への不安をにじませた声も上がっていた。

　2位の「織田信長」（9.7％）では「創意工夫で戦国時代を生き抜いた武将に戦いの裏話を聞きたい」（30代男性）、「既成概念にとらわれない。新しいことを発想する方法や古いものの壊し方」（40代男性）など戦術の多彩さや発想の柔軟さが景気低迷の突破口を見いだすヒントを得たいとコメントしていた。

　男女別では、「徳川家康」が男性の4位と人気が高く、「人生訓が奥深そうだから」（60代男性）、「辛抱強く待つことができた秘訣（ひけつ）を教えてほしい」（20代男性）など家康の「忍耐強さ」が男性陣から高い評価を受けていた。一方、女性では「紫式部」が3位、「篤姫」が7位、「マリー・アントワネット」が8位と上位入りした。紫式部には「現代のイケメンについてのコメントがほしい」（40代女性）など“ガールズトーク”の要望が高かった。（毎日新聞デジタル）