福山雅治:真木よう子と“日本初のハネムーン”再現 気分は「いい感じ」 龍馬伝・鹿児島ロケ

鹿児島で会見に出席した福山雅治さん(右)と真木よう子さん
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鹿児島で会見に出席した福山雅治さん(右)と真木よう子さん

 NHK大河ドラマ「龍馬伝」で坂本龍馬を演じている福山雅治さん(41)が28日、鹿児島市の磯海水浴場(同市吉野町)でロケ撮影を行い、妻・お龍役の真木よう子さんと会見を開いた。前日に高千穂峰に登って日本で初めてといわれる龍馬とお龍のハネムーンの撮影を終えた福山さんは「『龍馬伝』にとって、“馬の背”のようなシーンが撮影でき、いい経験になった。残りのロケで幕末を感じるようなタイムスリップをさせたい」と決意を新たにしていた。ハネムーンの気分を問われると「いい感じ」と答えたが、「(磯海岸は)雨で(真木さんと)二人で歩けなかった」とちょっぴり残念そうだった。

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 鹿児島県内での撮影は今回が初めて。福山さんは「(鹿児島には)コンサートで10年以上前に来たことがあり、桜島の雄大さや力強さが印象的だった」と振り返り、高千穂峰について「煙で覆われていてエネルギーを感じた。手つかずの自然を残しているところがいいと思った。神聖なる山を畏敬(いけい)の念というか畏怖(いふ)の念を持って人間が立ち入らせてもらっている印象を受けた」とコメント。真木さんは「雲が晴れた間に見える景色がすごかった。パワースポットと聞いているのでいっぱい空気を吸い込んできた」と話した。

 過酷な撮影のため、温泉には入れなかったといい、福山さんは「朝から晩まで撮影で入れなかった。(このドラマは)そんな優しい撮影ではない」と苦笑いしていた。真木さんも「疲れて寝てしまって(温泉には)入っていない」という。改めて龍馬とお龍の夫婦をどう思うかと聞かれ、福山さんは「自分がなすべき志を支えてほしいと思える、同志や仲間のような存在だと思う」とお龍を評し、真木さんは「昨日、高千穂峰を登ってみてすごく大変だった。登っていて(福山さんの)背中を見ながら(自分の気持ちが)お龍さんの気持ちと重なったとき、『ついて行かなきゃ』と思った。ずっと龍馬の背中を追い続けるような、そんな覚悟ではないかと思う」と語った。

 この日は磯海海水浴場で、龍馬が桜島を眺めるシーンを撮影。国の名勝「仙巌園(せんがんえん)」での撮影は雨のため撮影ができず、同所の茶室で会見が行われた。撮影シーンは9月19日放送の第38回「霧島の誓い」で放送される。

 「龍馬伝」は、坂本龍馬の33年の生涯を、三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎の視点から描いたドラマ。大河ドラマ初の4部構成で、現在は第3部がNHK総合で毎週日曜午後8時から放送されている(毎日新聞デジタル)

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