サッカー日本代表の岡田武史前監督が30日、赤坂サカス(東京都港区)で行われた環境省のイベントに登場。直前には、ユベントス(イタリア)のアルベルト・ザッケローニ前監督が日本代表の新監督に決定したとの一部報道もあり、ワールド・カップ(W杯)について聞かれた岡田前監督は「W杯も随分前なんで忘れちゃいましたね。みんな聞きたいのは次の監督が誰になるかということだと思うんですけど、ぼくも興味あって、さっき名前が出てたんでね、電話したら教えてくれなかった」と苦笑まじりに明かした。
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「『チャレンジ25キャンペーン・スペシャルイベント in 赤坂サカス』~CO2 25%削減表明1周年記念~」と題したイベントで、岡田前監督は小沢鋭仁環境相とともにトークショーを展開。W杯について「選手には『本気でベスト4を目指してみないか』と言っていた。目標というのはすべてを変える力を持っている」と岡田監督が振り返ると、小沢環境相も、温室効果ガスの排出量を20年に25%削減という目標について「これも高すぎる目標だっていう人もいますけれど、やれるのかやれないのかではなくて、やらねばならないんです。国全体でCO2を削減していくことで、やればできるという姿を各国に示していくことが大切だと思う」と訴えた。
「チャレンジ25キャンペーン」は環境省が1月から展開する温暖化防止の国民的運動。イベントには、岡田監督のほか、女優の杉本彩さん、俳優の別所哲也さん、東京海洋大・客員准教授でタレントのさかなクンも「『チャレンジ25キャンペーン』応援団」として出席。気象予報士の森田正光さんも登場し、地球温暖化の現状についてオープニングトークを行った。(毎日新聞デジタル)