大奥：和歌山市の業者とタイアップ「紀州南高梅」限定商品を発売　25日から

　映画「大奥」の10月1日公開に先駆け、ギフト贈答用などに紀州南高梅を販売する「勝喜梅」（和歌山市）が、25日から限定3000個でタイアップ梅干し「梅旅情」を発売する。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　大奥は男女が逆転した江戸時代が描かれ、同タイアップでは、女優の柴咲コウさん演じる徳川吉宗が紀州藩出身ということから、地元特産の紀州南高梅を販売する勝喜梅が実施するもの。「梅旅情」は、最高級ランクという特A級2Lサイズの梅干しが8粒入って1050円。はちみつ仕立ての梅干し一粒一粒が和紙で包まれており、外箱には家紋と大奥のロゴ入りの紙が付く。同社ホームページや近鉄百貨店などで購入できる。商品購入者から抽選で、映画観賞券やオリジナルクリアファイルが当たるプレゼントキャンペーンも実施する。

　同映画は、よしながふみさんが隔月刊誌「メロディ」（白泉社）で連載し、09年の手塚治虫文化賞を受賞したSFマンガが原作。謎の疫病で男性が女性の4分の1の人口となり、男女の役割が逆転した江戸時代で、将軍・吉宗（柴咲さん）の治世で二宮和也さん演じる貧乏旗本の水野が、美男子3000人が集められた女人禁制の場所「大奥」に奉公する中でさまざまな事件に巻き込まれるというストーリー。（毎日新聞デジタル）