市原隼人:「なれるなら女に」舞台初挑戦で“交換輸血”で人格変わる役に

舞台「カーディガン」の製作発表に登場した市原隼人さん
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舞台「カーディガン」の製作発表に登場した市原隼人さん

 俳優の市原隼人さんが28日、初挑戦となる舞台「カーディガン」の製作発表会見に、共演の中井貴一さんらとともに登場。市原さんは「交換輸血」により性格が正反対になってしまう男を演じるが、実際に正反対になるとしたら?との質問に「まだ自分の性格が分かってないんで、もしなれるなら、女になってみたい。物の見方も変わって、それだけでテーマパークのような楽しさになるんじゃないかな」と明かした。

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 市原さんとの共演は映画「陰陽師2」以来約7年ぶりという中井さんは「(映画では)ほとんど共演シーンがなかったので、今回は楽しみ。テレビで拝見していて、『大きくなったなあ』と思ってました。ここからが彼の新しい一歩になると思うので、それを見られるのが楽しみです」と笑顔。「自身が市原さんになったとしたら?」との質問には「市原君の日常が見てみたいですね。悪さをしてるのかしてないのか、『こういうのがタイプなんだ』とか知りたい」と笑わせると、市原さんも「ぼくも中井さんの日常が見てみたい」と笑顔で答えた。

 「カーディガン」は田村孝裕さん作・演出の舞台で、交換輸血によって今までと正反対の人格になった2人の男(中井さん、市原さん)が、“もとの自分”と“今の自分”に翻弄(ほんろう)されていく、本当の自分とは何かという人間の深層を描く人間ドラマ。市原さんは「舞台は初めてなので気合を入れて、みなさんに楽しんでいただけるように、自分も精いっぱい楽しんでがんばりたい」と意気込みを語った。

 劇には中井さん、市原さんのほか、石橋杏奈さん、中尾明慶さんらも出演。11月1~23日にパルコ劇場(全23回)で行う東京公演のほか、大阪(11月26~28日、全4回)、福岡(12月3~5日、全3回)でも上演予定。(毎日新聞デジタル)

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