東京国際アニメ祭:22、23日に秋葉原UDXで開催 アニメ最新事情のシンポやファンイベント

東京国際アニメ祭のポスター(C)TIAF/AJA
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東京国際アニメ祭のポスター(C)TIAF/AJA

 アニメ見本市「東京国際アニメ祭2010秋」(日本動画協会主催)が22、23の両日、秋葉原UDX(東京都千代田区)で初めて開かれる。期間中、ジャーナリストの佐々木俊尚さんの基調講演をはじめ、3Dや地上波デジタル化、韓国やフランスなど海外のアニメ事情など業界の最先端をテーマにしたシンポジウム、人気声優が登場するファン向けイベントなどが予定されている。入場無料だが、シンポジウムなどは事前登録が必要。

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 「東京国際アニメ祭」は、経済産業省が主管する「JAPAN国際コンテンツフェスティバル(コ・フェスタ)」の一環で、毎年春に開かれている「東京国際アニメフェア」と連動している見本市。「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」や「機動戦士ガンダム00」など秋から年末年始にかけて放送、公開される新作や、「毎日かあさん」「戦国BASARA弐」などの人気作25点以上、国内外のアニメ関連企業20社が出展予定。22日は業界関係者向けのビジネスデー、23日は一般公開のパブリックデーとなる。

 基調講演は22日午後2時半から、ITに詳しい佐々木さんが動画の最新事情などをテーマに語る。映像クリエーターの大口孝之さんの3D技術についての講演(22日午後0時半)や三上浩司・東京工科大講師の地上波デジタル化とアニメの関係についてのシンポ(同午後4時半)などが予定されている。

 23日の ファン向けイベントとして、BS11などで放送中の「コミックTV」出演者によるイベントや、文化放送のデジタルラジオ「超!A&G+」の番組「東京国際アニメフェア2011 超!ステーション」の公開録音を開催(いずれも当日整理券を配布)。5月に公開され、カナダの「モントリオール ファンタジア映画祭」の観客賞アニメ部門で銅賞を受賞した劇場版アニメ「いばらの王 King of Thorn」の上映会と片山一良監督をゲストに迎えてのトークショーを行う。

 事前登録やイベント詳細は公式サイト(http://www.tiaf.jp/)で。(毎日新聞デジタル)

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