小泉今日子:「ヘルシンキからいました」 「かもめ食堂」から参加? 映画「マザーウォーター」

映画「マザーウォーター」の完成披露試写会に登場した(前列左から)市川実日子さん、小泉今日子さん、小林聡美さん、もたいまさこさん、(後列左から)光石研さん、加瀬亮さん、永山絢斗さん
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映画「マザーウォーター」の完成披露試写会に登場した(前列左から)市川実日子さん、小泉今日子さん、小林聡美さん、もたいまさこさん、(後列左から)光石研さん、加瀬亮さん、永山絢斗さん

 女優の小泉今日子さん(44)が21日、東京都内で行われた映画「マザーウォーター」(松本佳奈監督)の完成披露試写会に小林聡美さん(45)ら共演者と登場。「かもめ食堂」(06年)から続く映画製作プロジェクトの第4弾となる同作に初めて参加した小泉さんは「このシリーズは見ていた。共演したことがある人たちだったので『いままでもいましたよ』みたいな顔で(撮影を)やってました。(「かもめ食堂」の舞台)ヘルシンキから始まって全部行きました」と笑顔でジョークを飛ばしていた。 

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 「マザーウォーター」は、「かもめ食堂」、「めがね」(07年)、「プール」(09年)と続く映画製作プロジェクトの第4弾。街を横切る大きな川と、その川につながるいくつもの小さな川やわき水などのある京都の街が舞台。コーヒー店を始めたタカコ(小泉さん)、ウイスキーしか置いていないバーを営むセツコ(小林さん)、豆腐屋を開くためやってきたハツミの3人の女性の何気ない日常から、今一番大事なものは何かというメッセージを伝えるという内容。

 「ひと月京都に行ってすてきな映画を作ってきました」と満足げな表情の小泉さんは、実在のコーヒー店を借りて撮影。「夜はお酒も飲めるお店。(コーヒー店の経営者は)私よりちょっと若い2人組がやってるお店だった。同世代トークができるようなすてきな女子たちでした」と振り返った。そんな小泉さんに対し、もたいまさこさん(58)は「(かもめ食堂から)『ずっと仕切ってたでしょ』みたいな感じ」と話し、自身の役柄について「いつも通り謎の女。ふらふらしてるばばあ。散歩の達人に見えたらいい」とコメント。小林さんは「京都の風景とせりふの合間に感じるところがある。それぞれで楽しんでほしい」とアピールしていた。

 ほかに豆腐屋のハツミ役の市川実日子さん(32)、家具工房で働くヤマノハ役の加瀬亮さん(35)、銭湯「オトメ湯」の主人・オトメ役の光石研さん(49)、「オトメ湯」の手伝いをするジン役の永山絢斗さん(21)、松本監督も登場した。映画は30日から全国ロードショー。(毎日新聞デジタル)

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