キャッツ・アイ:25年ぶり新作の舞台 吉祥寺「CAFE ZENON」で3姉妹カクテル登場

「キャッツ・アイ」オリジナルカクテルの画像
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 月刊マンガ誌「コミックゼノン」(コアミックス)の25日の新創刊を記念し、北条司さんのマンガ「キャッツ・アイ」に登場する3姉妹をイメージしたオリジナルカクテルを、コアミックスが運営する東京・吉祥寺のカフェ「CAFE ZENON」で提供する。

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 カクテルは、長女・泪のコスチュームカラー紫からイメージしたバイオレットリキュールベースのカクテル「ルイ Bouquet de Larmes 泪の花束」、次女・瞳のコスチュームカラーからイメージしたブルーキュラソーベースのカクテル「ヒトミ Eyes of Blue 青の瞳」、三女・愛のコスチュームカラーからイメージしたオレンジジュースベースのノンアルコール・フローズンカクテル「アイ Love in the Girlhood 少女時代の愛」の3種類(各700円)。実際に北条さんも試飲を重ね、バーテンダーが試行錯誤して3姉妹の雰囲気をカクテルに表現したという。

 同誌は、8月に休刊したマンガ誌「週刊コミックバンチ」の編集を担当していた「コアミックス」が、社長で元週刊少年ジャンプ編集長の堀江信彦さんを編集長に創刊。「北斗の拳」の原哲夫さんの新作「いくさの子 織田三郎信長伝」や北条さんの「エンジェル・ハート 2ndシーズン」が創刊号から連載される。

 「キャッツ・アイ」は、81~85年に週刊少年ジャンプで連載された北条さんのデビュー作。喫茶店を営む来生泪、瞳、愛の美人3姉妹が夜になるとレオタード姿の怪盗「キャッツアイ」になり、美術品を狙い、瞳の恋人である熱血刑事・内海俊夫ら警察を翻弄(ほんろう)するというストーリーで、アニメ化もされ、大ヒットした。創刊号では、北条さんのマンガ家生活30周年を記念し、北条さん原作、阿佐維シンさん作画で新作「キャッツ・愛」として25年ぶりに連載がスタート。三女愛を主人公に、舞台となる喫茶店も新宿から吉祥寺の「CAFE ZENON」に移され、本格ラブストーリーが展開する。

 連載を記念し、「CAFE ZENON」のカウンター席の壁には、キャッツ・アイ3姉妹が侵入したかのような影のシルエットアートが描かれ、カウンターのガラスケースの中には、「キャッツ・愛」のネームや執筆道具を展示。また、カクテルを注文すると限定数量で「キャッツカードコースター」をプレゼントするほか、午後3時以降、カウンター席(キャッツシート)に座って「キャッツ・アイ」カクテルをオーダーすると、飲食代を20%割り引くキャンペーンを実施する。11月30日まで。(毎日新聞デジタル) 

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