ゲーム質問状:「キングダム ハーツ Re:コーデッド」 100階層まですれちがっていただきたい

ニンテンドーDS用RPG「キングダム ハーツ Re:コーデッド」
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ニンテンドーDS用RPG「キングダム ハーツ Re:コーデッド」

 ゲーム制作に込めた開発者の思いを聞く「ゲーム質問状」。今回は、人気のディズニーキャラが活躍するニンテンドーDS用RPG「キングダム ハーツ Re:コーデッド」です。スクウェア・エニックスの大日方可功子プロデューサーに作品の魅力を聞きました。

ウナギノボリ

 −−ゲームの特徴と、セールスポイントは?

 「キングダム ハーツ」はディズニーとスクウェア・エニックスのコラボレーションによって生まれたアクション性の高いロールプレイングゲームです。「不思議の国のアリス」や「ヘラクレス」など、ディズニーのワールドに主人公のソラが訪れ、多数のキャラクターとふれあい、共に戦い、心のつながりや成長を描いています。本作は携帯ゲーム機として人気のニンテンドーDSで手軽にアクションが楽しめる作品となっています。ステージごとに横スクロールやシューティングなど様々なステージが用意され、見た目にも操作しても飽きのこないバトルがお楽しみいただけます。

 また、すれちがい通信では、自分の分身である「アバター」をセットしてすれちがった他者のアバターアイテムを手に入れることもでき、アバターをカスタマイズする楽しみもあります。

 −−最新作の開発決定の経緯は?

 携帯機でも「キングダム ハーツ」の本格的なアクションを手軽に、より多くの方に楽しんでいただけるように、簡単なボタン操作でド派手な技を繰り出したり、その世界の住人との会話を楽しんだり、遊園地にいるような感覚で触れて楽しいものを目指して開発いたしました。難しいことは考えずにとにかくボタンを押すだけで爽快(そうかい)なアクションをお楽しみいただけるようにこだわって制作しています。

 −−今だから笑って明かせるけれど、開発当時は大変だったエピソードをお願いします。

 本作はスクウェア・エニックスの東京本社のスタッフが指揮をとり、開発会社のハ・ン・ドさんと、「KINGDOM HEARTS Birth by Sleep」を制作していたスクウェア・エニックスの大阪開発チームとで制作しており、東京、大阪、北海道という離れた場所で開発をしていたためにコミュニケーションを取るのが大変でした。電話会議やテレビ会議はもちろんのこと、行き交うメールの数はかなりのモノだったと思いますが、それでも開発者全員が良い作品を作るという目標に向かって立ち止まることなく作り上げました。

 −−ファンへ一言お願いします。

 まだ「キングダム ハーツ」をプレーされたことがない方には、とにかく触っていただき、バトルの爽快さ、世界観の楽しさを体験していただきたいですし、これまでのシリーズをプレーしていただいた方には、今までにないステージなど新要素も満載ですので、ぜひお楽しみいただければと思います。

 また、既にプレーいただいている方は、すれちがい通信でぜひ100階層まですれちがっていただいて、たくさんのアイテムを手に入れてとことん遊び尽くしてほしいです。

 スクウェア・エニックス プロデューサー 大日方可功子

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