西武鉄道の特急列車「レッドアロー号」をメイドカフェに見立てた団体臨時列車「メイドトレイン」が12月11日に運行されることが明らかになった。関東の大手私鉄では初の試みで、メイドによるワゴンでの車内販売や車内放送が予定されており注目を集めそうだ。
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西武鉄道は、沿線にアニメ制作会社が多く、松本零士さんの人気マンガ「銀河鉄道999」のキャラクターをあしらったデザイン電車を運行させるなど、アニメやマンガを使った地域振興に積極的に取り組んでいることで知られる。また「西武園ゆうえんち」や「としまえん」など西武グループの遊園地ではコスプレイベントも実施している。
今回、アニメやマンガ、ゲームの題材として日本のポップカルチャーを彩る一ジャンルと認知されている「メイド」に注目。メイドトレインを運行することで、ポップカルチャーを推進していくイメージの定着を図る。メイドトレインは、池袋−西武秩父駅間で1往復の運行で、西武秩父駅の仲見世広場では撮影会なども行う予定。団体旅行という形式で、公式サイトから申し込む。料金は大人3500円、子供3000円で定員(360人)になり次第締め切る。(毎日新聞デジタル)