はやぶさ:今年最高のチームワーク最優秀賞に 「龍馬伝」は逃す

惑星探査機「はやぶさ(MUSES-C)」のCG画像=宇宙航空研究開発機構(JAXA)提供
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惑星探査機「はやぶさ(MUSES-C)」のCG画像=宇宙航空研究開発機構(JAXA)提供

 その年に話題になった優れたチームを表彰する「チームワーク・オブ・ザ・イヤー2010」の最優秀賞に小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトチーム(JAXA)が選ばれたことが17日、発表された。俳優の福山雅治さん主演の大河ドラマ「龍馬伝」(NHK)の制作チームも候補に選ばれていたが、受賞はならなかった。

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 「チームワーク・オブ・ザ・イヤー」は08年にスタート。チームワークの重要性の認知向上と促進を目的とした団体「ロジカルチームワーク委員会」が主催している。今年は、09、10年に注目を集め、顕著な実績を残した商品・サービスを提供したチームの中から「はやぶさ」チーム、「龍馬伝」チームのほか、ビール風味の発泡飲料「キリンフリー」の商品開発チーム(キリンビール)、LED電球商品開発チーム(東芝ライテック)が「チームワーク・オブ・ザ・イヤー2010」を受賞。最優秀賞は、同賞の公式サイトから一般投票で決定され、全体で約4800件の投票があった。

 最優秀賞を受賞した「はやぶさ」プロジェクトチームへは、投票者から「目標を共有する環境を長期間維持し、万難を排してことをなし遂げた点において比類ないチームワークだと思う。運営手法も参考になることが多い」など賛辞の言葉が寄せられた。(毎日新聞デジタル)

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