女優の藤原紀香さんが10日、劇場版アニメの人気シリーズ最終作「シュレック フォーエバー」(マイク・ミッチェル監督)の公開を記念して、東京・青山のセントグレース大聖堂で行われた声優陣の「卒業式」に登場。ヒロイン・フィオナの声を演じた藤原さんは「すごくすてきな作品に参加できた喜びを10年間ずっと感じてこれたので、寂しいんですけど、晴れ晴れとした気持ちです」と笑顔を見せた。
ウナギノボリ
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「シュレック」は全世界で29億ドルを超える興行収入を記録したドリームワークスの人気シリーズで、「フォーエバー」はシリーズ誕生から10年、最新の3Dを駆使して製作されたシリーズ4作目。ヒーローとして頼られる存在になったシュレックが、自由な怪物に戻りたいと思っていたが、ペテン師の魔法使いにだまされ、遠い遠い国へと送り込まれてしまう。元の世界に戻るタイムリミットは24時間しかない……というストーリー。日本語版では主人公・シュレックの声を浜田雅功さんが演じており、藤原さんはシュレックの妻・フィオナの声の吹き替えを担当した。
イベントには、シュレックの親友・ドンキーの声を担当した声優の山寺宏一さん、今作から登場するシュレックの敵・ランプルスティルスキンの声を担当した劇団ひとりさんも登場。山寺さんは「卒業するのは本当に寂しいのですが、最後にこの最高傑作でラストを飾ることができたので非常にうれしい。声優の仕事を25年間やらせてもらっているが、ドンキーという役は最も印象に残る役の一つ。この作品に参加できたことを誇りに思う」としみじみ。劇団ひとりさんは「ぼくはまだ4カ月くらいしかかかわってないので、入学と同時に卒業式、お店に入ったらすぐラストオーダーといわれたような気持ち」と笑わせた。
映画「シュレック フォーエバー」は、18日から新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほか全国でロードーショー。(毎日新聞デジタル)
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