オリエンタルラジオ:映画初主演に「ガッツポーズしかない」 「津軽百年食堂」

映画初主演の藤森慎吾さん(左)と中田敦彦さん (C)「津軽百年食堂」製作委員会
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映画初主演の藤森慎吾さん(左)と中田敦彦さん (C)「津軽百年食堂」製作委員会

 お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾さん(27)、中田敦彦さん(28)が11年4月2日に公開される映画「津軽百年食堂」(大森一樹監督)で映画初主演を果たすことになった。青森県弘前市を舞台に、明治時代から続く津軽そば店の家族4代の生き方をつづった物語で、今年4月から弘前市などで撮影を行っており、藤森さんは「映画の主演ですよ! ガッツポーズしかないですよ!」と喜びを興奮気味に語っている。

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 「津軽百年食堂」は、森沢明夫さんの小説が原作。明治末期、やっとの思いで津軽そばの店を弘前に出した賢治。時は流れて現代。4代目にあたる陽一は父との確執から店を継がず東京で暮らしていた。ある日、父が交通事故で入院し、久しぶりに帰省する陽一。東京で知り合った同郷の七海が抱く幼いころの思い出や祖母の心に触れ、気持ちが少しずつ変化していく。そして、弘前のさくらまつりの日、小さなな奇跡が起きる……というストーリー。中田さんが賢治役、藤森さんが陽一役を務める。また、七海役を女優の福田沙紀さん(20)、陽一の父親役を俳優の伊武雅刀さん(61)が演じる。

 藤森さんは役どころについて「そば作りを実際にかなり修業しました。(物語は)家族や仲間のきずなが温かく、皆さんにもそれが伝わればいいなと思います」といい、中田さんは「津軽弁という言葉の違い、時代の違いに苦戦しました。歴史の重みとそこに重なる人々の思いを感じてほしい」と意気込みを語っている。11年4月2日全国ロードショー。(毎日新聞デジタル)

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