植村花菜:「トイレの神様」が紅白・レコ大効果でオリコン初首位

「トイレの神様」のジャケット
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「トイレの神様」のジャケット

 6日発表されたオリコン週間シングルランキング(10日付)によると、シンガー・ソングライターの植村花菜さん(28)が歌う「トイレの神様」(10年11月発売・キングレコード)が、ランキング登場6週目にして初の1位となった。集計期間の10年12月27日~11年1月2日は、植村さんがNHK「紅白歌合戦」やTBS系列「第52回 輝く!日本レコード大賞」に出演した週にあたり、その効果もあり、前週(3日付)のランキング15位から急上昇しての首位となった。

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 同曲は10年12月6日付週間ランキングで12位に初ランクインして以来、12位(10年12月13日付)、13位(10年12月20日付)、19位(10年12月27日付)、15位(3日付)と一度もTOP10圏内に入ったことがなかった。しかし昨年、大みそかのデイリーシングルランキングで前日の5位から首位を奪取。以降も連日首位を走り続け、週間ランキングでも首位を獲得することとなった。

 植村さんは「CDをリリースさせていただく者として、オリコン1位は夢見ていたことだったので、言葉にならないくらいうれしいです。聴いていただいた皆様、ありがとうございました」と喜びのコメントを発表している。「トイレの神様」は植村さんにとって10枚目のシングルで9分52秒におよぶ長編曲。亡き祖母とのきずなを歌っている。

 また、歌手の秋元順子さん(63)の「愛のままで」や、テノール歌手の秋川雅史さん(43)の「千の風になって」など、近年、年末の歌番組でのオンエアをきっかけにランキング1位となった楽曲でも前週は10位以内につけており、「トイレの神様」のようにTOP10圏外からの首位獲得は異例。関西限定販売から全国販売に切り替わったことで前週の37位から急上昇し、04年10月4日付で1位となった関ジャニ∞(エイト)「浪速いろは節」以来の快挙となった。(毎日新聞デジタル) 

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