AKB48:初ドキュメンタリー映画 大島優子、前田敦子ら上位メンバーを中心に15人に密着

「DOCUMENTARY of AKB48 to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?」の一場面 (C)「DOCUMENTARY of AKB48」製作委員会 
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「DOCUMENTARY of AKB48 to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?」の一場面 (C)「DOCUMENTARY of AKB48」製作委員会 

 22日公開となるAKB48初のドキュメンタリー映画「DOCUMENTARY of AKB48 to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?」の本編が完成し、作中で密着撮影の対象となったメンバー15人の名前が明らかになった。

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 昨年6月に行われた「AKB48 17thシングル選抜総選挙『母さんに誓って、ガチです』」で「メディア選抜」に選ばれた上位12人の中から、大島優子さん(1位)、前田敦子さん(2位)、篠田麻里子さん(3位)、板野友美さん(4位)、渡辺麻友さん(5位)、高橋みなみさん(6位)、小嶋陽菜さん(7位)、柏木由紀さん(8位)、宮澤佐江さん(9位)、河西智美さん(12位)の10人と、峯岸みなみさん、秋元才加さん、北原里英さん、指原莉乃さん、横山由依さんを加えた15人となる。 

 大島さんは得意のスノーボードを披露しつつ、総選挙後の環境の変化や女優としての将来の夢に加え、かつて優等生だった自分の殻を破ったきっかけについても語っている。前田さんは結成以来、常にセンターを守ってきたが、AKB48入りして徐々に変化した自分や将来について語り、初期メンバーとして後輩へメッセージを託している。初期メンバーからやや遅れて加入した篠田さんは、年下のメンバーに救われたという当時の思いを明かし、板野さんは秋元康さんとのエピソードのほか、中学時代の反抗期についてリラックスした雰囲気で告白している。

 また、アニメ好きの渡辺さんのアニメイトでのお買い物や、4年ぶりという柏木さんの故郷・鹿児島県への帰郷にも完全密着。このほか、誰もが認める「AKB48のリーダー」高橋さんがメンバーに対する思いなどを「AKB48劇場」で振り返り、「みんなが悩んでいる理由がよく分からない」と話すなどマイペースな小嶋さんは、のほほんとしたインタビューの中にも自らのリーダー像やAKB48内での役割などについて真剣に語っている。

 映画は、製作総指揮を務める岩井俊二さんに師事し、長編映画初監督作品「天使の恋」(09年)で話題を集めた寒竹ゆり監督が、昨年1年間のAKB48の全活動に密着。シングルのレコーディング、横浜アリーナ(横浜市港北区)や国立代々木競技場第1体育館(東京都渋谷区)でのライブ、選抜総選挙、ジャンケン大会といったビッグイベントに舞台裏から迫っている。しかし寒竹監督がそれ以上に興味を抱いたのは、ホームグラウンド「AKB48劇場」(東京都台東区)での公演活動を通して繰り広げられるドラマだという。映画の中では、それらの密着映像に加え、メンバー15人に個々の密着撮影も行い、アイドルから「自分に帰る時間」をテーマに、それぞれの素顔と本音を引き出している。22日からTOHOシネマズ・六本木ヒルズ(東京都港区)ほか全国で公開。(毎日新聞デジタル) 

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