「M-1グランプリ」で準優勝した沖縄県発のお笑いコンビ「スリムクラブ」が、東京都内のホテルで開かれた「沖縄感謝の夕べ」に登場した。真栄田賢(まえだ・けん)さんは、準優勝後「おかげさまでお仕事160本以上いただきまして、3月末まで休みがない。今人生で一番幸せです」と笑顔で話したが「仕事量が給料に反映されない」と苦笑。内間政成(うちま・まさなり)さんは「先月(の給料)は1人7万円です。前は2人10万円だったので若干よくなっている。しっかり振り込まれていました。働いた分しか入ってこないな」とぼやいていた。
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「沖縄感謝の夕べ」は、沖縄県と財団法人沖縄観光コンベンションビューローが、国や関係機関、航空会社、マスコミ、沖縄ファンの著名人を招き、観光に関する新たな情報を発信する場。スリムクラブはM-1グランプリ準優勝の凱旋(がいせん)報告と3月18日~27日に開催される第3回沖縄国際映画祭のPRに訪れた。
真栄田さんは「地元沖縄のCMはガレッジ(セール)さんが独占状態なので、半分ほど分けていただきたい」と地元企業にアピールしていた。この日の衣装については「カウス師匠に『お前らに足りないのは清潔感だ』と言われたので、この格好が出した答えです。清潔感、いかがでしょうか?」と話すと、一緒に登壇した沖縄県出身の元プロ野球選手・デニー友利さんは「(内間さんを見て)ガチャピンみたい……」とひと言。内間さんは「試行錯誤しましたけれど……。ガチャピン並みにロケに行きたいですね」と肩を落としていた。(毎日新聞デジタル)