フリーアナウンサーの久保純子さん(39)が4日、横浜市西区のホテルで行われた幼児英語教育の企画販売「ワールド・ファミリー」のイベントに登場。2歳と9歳の娘の母でもある久保さんは、多くの幼児に囲まれて壇上に上がり、一緒に2曲の歌を歌ったり、踊ったりして見せ、「今のでゼーハーしています……」と苦笑いしながらも、子供らをあやすなどして母の顔を見せていた。
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久保さんは、同社の教材のユーザー代表としてイベントでトークショーに参加。自身の英語とのかかわりを「小学4年の時、父の転勤で英国へ行き、高校時代には1人で米国に留学した。英語を通してたくさんの友達と出会い、たくさんの価値観と出会うことができ、日本が素晴らしい国だということも知ることができた。英語は地球語だと感じることができた」と振り返った。英国は「日本では歩くトーキングマシンと言われるほどおしゃべりだったのに、(英語が話せず)貝のように黙ってしまっていた」といい、学校ににおい付きの消しゴムを持っていったり、浴衣を着ていき、日本舞踊を踊るなどしてコミュニケーションを図ったというエピソードも披露した。
また4月から小学5、6年生に英語が必修化されることについて「いいと思います。英国では小学校の時の第2外国語がフランス語で第3外国語がドイツ語だった。世界にいろんな言葉があるということを感じることも大事。進化しましたね」と述べた。「楽しむということが一番の英語への近道」と語り、同社の教材を「歌やDVD、カードゲームがあって、遊びながら楽しんで覚えられるのがいい。車で移動する際に娘が『ミッキー(の教材DVD)がいい』と言ったりして、自分で選んできます」と笑顔で語っていた。
同社の教材は、米国の言語学者らが言語学と発達心理学をもとに開発。78年にメーンプログラムを発売した後、時代に合わせて内容を変化させ、現在は、おもちゃを使った体験型プログラム「プレイ・アロング」や、歌いながら英語のフレーズを覚える「シング・アロング」などの教材を販売している。妊娠中から12歳ごろまでが対象で、ミッキーマウスやミニーマウスなどのディズニーのキャラクターが登場するもので、日本語を一切使わず、英語を母国語として覚えるときをイメージして構成されている。同社では10年11月~11年1月の資料請求件数が前年同月比120%となり、小学校での英語教育必修化を前に「幼児期における早期英語教育がよりいっそう注目を集めている」としている。(毎日新聞デジタル)