歌声合成ソフト「ボーカロイド」のキャラクター「初音ミク」が、5日にJCBホール(東京都文京区)で行われた動画配信サイト「ニコニコ動画」のイベント「ニコニコ大会議」に“登場”し、ステージ上でパフォーマンスを披露。約2500人の観客を熱狂させた。バーチャルアイドルのキャラクター「初音ミク」が同イベントに登場するのは、今回が初めて。同イベントはニコニコ動画で生放送され、約13万7000人が訪れ、総コメント数は41万5000となった。
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初音ミクはコンピューターグラフィックス(CG)で作られた立体映像で、ステージ上に設置されたスクリーンボード「ディラッドボード」にプロジェクターで投影され、ダンスを交えて「Packaged」「教えて!!魔法のLyric」を2曲を披露。観客は初音ミクが登場すると「ワー!」と大歓声を上げ、ペンライトを振るなどして盛り上がった。ボーカロイド「鏡音リン」も登場して「天樂」を披露した。
イベントは「ニコニコ動画」の全国ツアーイベント「ニコニコ大会議2010−2011全国ツアー ありがとう100万人 FINAL(凸/凹)」で、同所で4、5日に行われ、両日で計5000人を動員した。5日は、ニコニコミュージカル第4弾の舞台劇「ココロ」や第5弾「DEAR BOYS」の制作、台湾でのイベント「ニコニコ大会議in台湾」の開催などが発表されたほか、蛇足、らっぷびと、Uminekoなど同動画サイト発のアーティストなどがアンコールも含め、計24曲を披露した。(毎日新聞デジタル)