アクション映画「男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW」(ジョン・ウー製作・総指揮、ソン・へソン監督)の日本公開を記念したイベントが16日、東京都内で行われた。試写会前には、ボクシングWBA世界バンタム級王者・亀田興毅選手、前WBA世界フライ級王者・大毅選手の亀田兄弟と、お笑いコンビ「インパルス」の板倉俊之さん、堤下敦さんがトークゲストとして登場。壇上で興毅選手がいきなり堤下さんに襲いかかり、背後から首を絞めるなど大はしゃぎ。興毅選手が「堤下さん、意外と総合格闘技にいけるんじゃない、体格良いし。俺ひじ痛めたよ。ねっ、堤上(つつみあげ)さん」と呼びかければ、堤下さんは「ムリムリ。それと堤下だよ。下。堤上って俺を料理みたいに言うな」と逆上していた。
ウナギノボリ
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同作は、「レッドクリフ」のジョン・ウー監督が86年に手がけた香港映画「男たちの挽歌」を、世界で初めて公式リメークしたアクションエンターテインメント。物語は、家族で北朝鮮から脱出を志しながらも、生き別れになったキム兄弟が、数年後に再会を果たす。しかし、コリアン・マフィアの大物になっていた兄のヒョクに、弟のチョルは憎しみを持っており……というストーリー。「兄弟の絆」や「友情」をテーマに、男たちの生き様が描かれている。主題歌はCHEMISTRYの「a better tomorrow」。19日から全国公開される。
イベントでは、ヒョクと強い絆で結ばれるマフィアのナンバー2のヨンチェン役で出演しているソン・スンホンさんからビデオメッセージがあり「本日はそちらに行けませんが、近くみなさんにお目にかかれると思います。作品は友情や義理など男性ファンが好みそうなものが描かれていますが、女性の方にも楽しめる作品となっています」との映像が流れるや否や会場から黄色い声援が上がった。
板倉さんが「ソン・スンホン超かっこいいですよね。俺も今日は自分がソン・スンホンだと思ってます」と口にするとブーイングが上がる一幕もあった。また、興毅選手は「ソン・スンホンかっこええな。俺とは月とすっぽんや。俺、亀やから。この映画はいろいろ友情とか絆、裏切りとかギュッと詰まってる。良い映画になってる」と絶賛。大毅選手も「俺、韓国映画を結構見るけど、かなりええよ」とアピールしていた。(毎日新聞デジタル)
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