お笑いコンビ「NON STYLE」のボケ、ネタ作り担当の石田明さん(30)が、3度目の本格的な演劇舞台に出演する。作品は新作の舞台「スピリチュアルな1日」で、石田さんは主人公のテレビディレクターを演じる。
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「NON STYLE」は石田さんと井上裕介さんのお笑いコンビで、昨年12月に「さいたまスーパーアリーナ」(さいたま市中央区)で無料ライブ「NON COIN LIVE」を開催し、1万2100人動員した。一方で石田さんは舞台に出演し、09年の「恋愛戯曲」、10年に「Barアンラッキーを不幸が笑う」に続いて、今回が3度目の出演となる。
「スピリチュアルな1日」は、心霊特集で放送する予定のドキュメンタリー映像に問題が発生。フリーのテレビディレクターは、マンションに話題の霊能カウンセラーを招き、撮り直しを試みるが、その部屋は、格安で賃貸した「ワケあり物件」で、撮影した映像には怪しい人影が映っており、ヤラセのはずの企画は、思わぬ真実味を帯びていくこととなる……。そんな中、来るはずのない訪問者が、事態を思わぬ方向へと導いていく……というホラー風味のヒューマンコメディー。
ヒロイン役は、放送中のドラマ「LADY~最後の犯罪プロファイル」(TBS系)に出演中の須藤理彩さん。予想もつかない2人の掛け合いも見どころだ。その他の出演者は、演劇界で活躍している吉本菜穂子さん、劇団「猫のホテル」の菅原永二さん、「ヨーロッパ企画」の諏訪雅さん、若手俳優の青柳塁斗さん、今井隆文さん、風間由次郎さんという個性豊かな顔ぶれが出演する。
脚本は、若手の小峯裕之さん。小峯さんは会社勤めのかたわらで書き上げた初のドラマ脚本が08年に「テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞」優秀賞を受賞。それを機に脚本家の道を歩み始め、パズルのように組み立てられた構成で書くシチュエーションコメディーの作品は評判が高い。また演出は、物語の中にある“感情の機微”を大切にし、人間の内面を丁寧に描く板垣恭一さん。これまでに「奇跡のメロディ」「キサラギ」「イカれた主婦」「サイド・ショウ」「暗くなるまで待って」など、コメディー、シリアスもの、翻訳もの、ミュージカルなどジャンルを問わず力を発揮している。
石田さんは「まさかの主演! 役者・石田明としての存在感を残したいと思います。内容自体すごく面白いものとなっていますし、最後にはホロッとくるという2倍の楽しみがあるので、ぜひ多くの方に見ていただきたいですね!」と話している。
「スピリチュアルな1日」は、3月30日~4月3日に紀伊國屋サザンシアター(東京都渋谷区)で公演。チケットは19日から発売。全席指定で6500円。(毎日新聞デジタル)
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