今年開場100周年を迎えた帝国劇場(東京都千代田区)の感謝パーティーが開場記念日の1日に同劇場隣の東京会館であり、アイドルデュオ「KinKi Kids」の堂本光一さんがあいさつに登場。帝劇で11年間主演舞台を行っている堂本さんは「人生の3分の1を帝劇に立たせていただいている。リハーサルで頭から落ちてしまったことがあって入院までしたけれど無事だった。帝劇に何か守られている感じがする。できる限り帝劇に立てるように努力したい」と思いを語った。
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帝劇は1911(明治44)年3月1日に開場し、白亜の「ルネサンス風フランス式建築」と呼ばれた歴史ある劇場。パーティーには今年の上演演目に出演する総勢29人が集結し、それぞれ、帝劇に対する思いと、出演する舞台への意気込みを語った。現在、ミュージカル「Endless SHOCK」に出演し、この日も公演を行った堂本さんは「まさにその日にステージに立つというのは特別な思い。言葉にするのが難しいけれど、たくさんのエネルギーが詰まった場所だなと思います」と感慨深げに話した。
1月の「新春 滝沢革命」に出演した滝沢秀明さんは「帝国劇場だからかなう演出もたくさんある。また来年もぜひ舞台に立てるように頑張りたい」と語り、4~6月の「レ・ミゼラブル」に出演する別所哲也さんは「帝劇は演劇を愛する人の海です」と話した。6、7月の「風と共に去りぬ」に出演する米倉涼子さんは、ビデオレターで「尊敬する森光子さんが新聞紙にくるんで、大事に読んでいたという作品なので、何としても成功させたい」とメッセージ。寺脇康文さんは「これぞ二枚目という役をやりますが、壁は大きい方が僕は燃えます」と意気込んだ。
このほか、パーティーには、7、8月の「三銃士」に出演する井上芳雄さん、石井一孝さん、岸祐二さん、9月の「DREAM BOYS」に出演する亀梨和也さん、10月の「細雪」に出演する高橋恵子さん、賀来千香子さん、水野真紀さん、中越典子さん、10、11月の「ニューヨークに行きたい!!」に出演する瀬奈じゅんさん、橋本さとしさん、12月の「ダンス オブ ヴァンパイア」に出演する山口祐一郎さん、石川禅さん、山崎育三郎さん、高橋愛さんらが登場した。(毎日新聞デジタル)