アキバの聖地閉店:「ここはホーム」アイドルグループがさよならイベント

「THE ポッシボー」と「キャナァーリ倶楽部」が登場したラストイベント「140(イシマル)LIVE FINAL!」の様子
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「THE ポッシボー」と「キャナァーリ倶楽部」が登場したラストイベント「140(イシマル)LIVE FINAL!」の様子

 “アイドルイベントの聖地”と呼ばれた東京・秋葉原のishimaru ソフト本店(東京都千代田区)が27日に閉店することになり、ラストイベント「140(イシマル)LIVE FINAL!」が開催された。同イベントは26、27日の2日間にわたり、6人組アイドルユニット「ももいろクローバー」やよしもと初のアイドルユニット「YGA」など10組のアーティストが登場。最後のステージは、デビューイベントもこの場所だったという「NICE GIRLプロジェクト!」の2組のアイドルグループ「THEポッシボー」と「キャナァーリ倶楽部」が飾った。

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 つんく♂さんがプロデュースする「NICE GIRLプロジェクト!」は「女の子がさわやかに汗をかいている姿をライブ感覚でお届け!」をテーマに07年10月に結成された流行歌姫集団プロジェクト。両グループのメンバーは、持田千妃来さんが「小学5年生で初めて来て、ドキドキだった。イベントを何度もさせてもらったおかげで笑顔になれた」とデビュー当時を振り返り、諸塚香奈実さんが「原点です。初ステージでは何もできなかったけれど、大好きな場所です」と思いを語った。また、松井友里絵さんは「ファンの皆さんと笑顔になれる場所だった。なくなる実感はない」といい、後藤夕貴さんは「出会いの場であって別れの場。一番成長できた場所です。ここはホームなので、心の中ではなくなりません」と宣言していた。

 ライブでは、「キャナァーリ倶楽部」が「青春万歳!」をはじめ5曲、「THEポッシボー」が「LOVE2 パラダイス」「幸せの形」など5曲を披露し、全員で「ヤングDAYS!!」を熱唱。さらに石丸電気のテーマソングをファンと共に笑顔で歌った。最後は東日本大震災の被災地支援のための募金を呼びかけ、ファンとハイタッチをして同店最後のイベントを締めくくった。

 「NICE GIRLプロジェクト!」のステージは、同店の無料会員の応募者から限定300人が当選。同店での物販購入なしの完全無料イベントは最初で最後となった。(毎日新聞デジタル)

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