石田えり:佐野史郎と初共演に「怖い」? 新作舞台「おもいのまま」

舞台「おもいのまま」の会見に登場した佐野史郎さん(左)と石田えりさん
1 / 1
舞台「おもいのまま」の会見に登場した佐野史郎さん(左)と石田えりさん

 女優の石田えりさんが6日、舞台「おもいのまま」の記者会見に、佐野史郎さんや「TEAM NACS」の音尾琢真さん、山中崇さん、演出の飴屋法水(あめや・のりみず)さんと出席。石田さんは、佐野さんとの初共演について、「(けいこが)長いので、嫌なところが見えてくると思う。佐野さんとはどうなるか分からない。怖いんですけど……」と語り、「(イメージは)多面性というか怖いところとか、エリートっぽいところとか、幅が広い、頭のいい、賢い感じだと思いました」と語った。佐野さんは「もう『嫌なやつだな』と思われてるんだな。怖いのはこちらですよ」と笑顔で切り替えしていた。

あなたにオススメ

 物語は、とある高級住宅街の一軒家で、周囲の住民がうらやむ優雅な暮らしをしている夫婦がいた。そんな夫婦のもとに、連続殺人事件を取材している雑誌記者2人が訪ねてくる。記者たちは、なぜか夫婦のプライベートなことをしつこく聞き始める。困惑する夫婦に対し、挑戦的に態度をひょう変させる記者たち。質問はさらエスカレートし、夫婦がお互いの胸に潜めていた秘密にまで迫ろうとする……というストーリー。石田さんのアイデアから生まれた作品で、脚本は中島新(なかじま・あらた)さんが担当する。

 石田さんは、共演者を見て、「一見すると、あんまり成功しないんじゃないかという顔ぶれですけど」とジョークを飛ばしながらも、「本当にこの人がいいと思った人だけとやっていくと、どうなるのか興味があった。演劇の新たな可能性が広げられるようなものができたら、うれしいと思います」と意気込みを語った。

 舞台は、東京公演があうるすぽっと(東京都豊島区)で6月30日~7月13日、愛知、大阪、兵庫、北海道などでの地方公演も7月15日から順次上演される。(毎日新聞デジタル)

芸能 最新記事