渡辺直美さんや桜 稲垣早希さんらよしもとクリエイティブ・エージェンシーの女性タレント5人が主演するウェブムービー「星がわらっている」の舞台あいさつが13日、よしもと品川プリンスシアター(東京都港区)で開かれた。30代女性がルームシェアをするという設定の物語にちなんで、誰と一緒に暮らしたくないかを聞かれると、渡辺さんは「ダントツで私だと思う。本当に部屋が汚くてゴミ屋敷。分かっているんですけれど、やめられなくて、業者に頼みます」と話した。さらに「お風呂は入らないっす。今日は頭を4日間洗っていません」と明かし、共演者と観客に悲鳴を上げさせていた。
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「星がわらっている」は、化粧品メーカーのオルビスとのコラボで、サン・テグジュペリの「星の王子さま」の名言である「大切なものは目に見えない」をモチーフに、古い日本家屋でルームシェアしている30代前半の女性5人をそれぞれ主役にした五つの物語で、仕事や人間関係に揺れ動く様子を描いている。渡辺さんらのほか、女優のちすんさん、マジシャンの小泉エリさん、お笑い芸人の宇都宮まきさんが出演する。
失恋したばかりの29歳の旅行会社員を演じた小泉さんは「本業がマジシャンなのでドラマは初めて。泣くシーンで自分の感情のあり得ないことを表現するのが大変だった。でも演技に入ったら泣けたんで、私女優でもいけると思いました」と自信をのぞかせた。28歳の売れない声優を演じた稲垣さんは「演技は高校生の時に出たVシネマ以来。彼氏役の人がNGで私の名前を呼んでドキッとしました。ちょっと興奮して、その後のひざ枕で耳かきをする演技に集中するのが大変だった」と撮影の舞台裏を明かした。30歳のスタイリスト助手を演じたちすんさんは「女性によくありがちな見えを張る性格の女の子。私はできないことはしない。無理はしません」と話した。ちすんさんと共演した小泉さんは「私たちと雰囲気が違う。女優オーラがすごかった」と話し、渡辺さんも「みんな撮影が押していたのに、ちすんさんだけ押さなかった」と感心した。
大家で28歳の引きこもり女性を演じた渡辺さんは「いろんな女性がいるんで誰かに共感していただければ」と作品をPRしていた。ムービーは13日午前11時からYou Tubeの「ORBIS room」(http://www.youtube.com/user/ORBISroom)とオフィシャルサイトで公開中。(毎日新聞デジタル)