女優の武井咲(えみ)さん、長澤まさみさん、佐々木希さんが5日、ニッポン放送のこどもの日特別番組「ロッテプレゼンツ ニッポン放送ホリデースペシャル キモチつながるラジオ」に出演。子供のころのあこがれの職業について武井さんは「スーパーのレジ打ちのお姉さん」、長澤さんは「保育士さんやCAさん、学校の先生、モデルさんなどいろいろ」、佐々木さんは「美容師さん」とそれぞれ明かし、中継でつながった東日本大震災の被災地の子供たちとトークを楽しんだり、絵本の朗読を披露したりした。
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同番組は、ロッテが4月1日から行っている「キモチつながるプロジェクト」の一環で、「キモチつながる」をキーワードに、パーソナリティーとリスナー、ゲストとリスナー、ラジオ局とコミュニティーFM、ラジオ局と被災地を含めた各地の子供たちそれぞれの「キモチ」を声を通じてこどもの日につなげようというもの。番組では、子供たちのためのリクエストソング特集のほかリスナーから届いたメッセージを読み上げたりしながら「こどもの日」にまつわるトークを展開した。
さらに3人は岩手県二戸市の「カシオペアFM」と福島県郡山市の「郡山コミュニティFM」と中継をつなぎ、現地の子供たちとトーク。長澤さんは「何を聞こうか迷ったけれど、子供たちの元気な声が聞けてよかったです」といい、武井さんは「子供の力ってすごいなと思いました」、佐々木さんは「東京と福島は離れているんですけど、声を聞いたことで近くに感じることができました」と感想を語った。
このほか、番組では3人の絵本朗読をオンエア。「きのうのおひさま、どこにいったの?」(ポプラ社)を読んだ武井さんは「すごくピュアで伝わりやすい絵本だったので、私自身ハッと気づかされるような、忘れていたものを気づかせていただきました」とコメント。「グミとさちこさん」(講談社)を読んだ長澤さんは「絵本は子供だけではなく、意外と大人でも楽しめるものだと感じました」と語り、「ケロリがケロリ」(ポプラ社)を読んだ佐々木さんも「初めての挑戦でしたが読んでいてすごくあったかい気持ちになりました」と話した。
全国の子どもたちに向けて、長澤さんは「笑顔を忘れないでほしいなと思います。何事も楽しんだり、楽しくしようと思うことが大事なことなので今日という一日を大切に過ごしてほしいと思います」とコメント。佐々木さんは「笑顔だったり、みんながいるよって気持ちを常に持ってほしいです。みんながつながっているというのを思い出してもらえるとうれしいです」と話し、武井さんは「友達とワイワイ遊んでお菓子もたくさん食べて、何をやってもお母さんに怒られない! という気持ちで遊んでほしいなと思います」と話した。(毎日新聞デジタル)